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人に質問するときって、ある程度、答えを予測しているような気がする。
って、これは私だけかしら…
自分の予想通りのストライクな答えだったら
ふむふむ、そりゃあそうだろう~、って思うし
予想外の答えだったら
あら⁉そんな考え方もあったのか、って思うし。
その質問が”すきな人”に対するものだったら…
これはなかなか難しい。
質問したいけど、答えが怖くて質問できなかったり
はたまた、その答えによってはがっかりするんじゃないか、と
質問する前から怖気づいてしまったり。
いったいどんな質問が”幸福な質問”なの?
と、ちょっとドキドキしながら読み始めたら…
これは…
質問する方も、答える方も”幸福”になる。
なんとも素敵な大人の絵本だった!
夜、寝る前の静かな時間に『幸福な質問』を読んだら
とても幸せな気持ちで一日を終えられる。
そして、いつも隣にいる大切な人に
「今日も一日ありがとう」って言いたくなる。
子供のころから本が大好きな私だけど
友人に本をプレゼントしたことはない。
甥っ子や友人の子供ちゃんたちに絵本をプレゼントしたことはあるのだけど。
プレゼントに本を選ばない理由は
私自身、本の好みが偏っていると思っていて
プレゼントする相手にとって
素敵な時間になるだろうか?と不安だから。
だけど、この本は、ちょっとプレゼントしたいと思う一冊だった。