紙の本
漫画で鬱を理解する
2024/04/26 12:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤス - この投稿者のレビュー一覧を見る
数多く活字の鬱 うつを解説していただける本を数冊読みわかり理解していたつもりでした
今回書店で手に取り読んでみたところ、漫画であるからか「鬱うつ」という心の病をわかりやすく理解ができた。
うつになった人の心の中、そして周りの人の声かけ方や対応まで、対処方法が書かれている。
うつのタイプは人それぞれ。 うつに苦しんでいる人の家族の方は対応にアタフタしてしまっている。
ぜひ漫画なので、読みやすいのでご一読オススメします。
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罹患者の経験、専門医のアドバイスがあり、
鬱と双極症の理解が深まった。
特に、良かれと思った声掛けが
逆効果で、かえって苦しめてしまうことを学べました。
罹患者を支える良き指針になります。
家族や同僚など、身近な人が罹患したら
再読したい。
学校関係者に一読を勧めます。
励ましたり、怠けを疑ったり、「進級できなかったらどうするつもり?」等と先のことを考えさせたりすることが、マイナスになるケースがあるそうです。
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鬱の人との付き合い方の難しさを思う。肉体と同じ位かそれ以上に精神の病気は、大変。ヒトって、豊かになると、精神を病む人が増えそう。どうしたらよかんべ?
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鬱の方の目線で描かれていて
この手の本の中ではかなり十分だと思う
自分も10年以上鬱と付き合ってる身としては
泣きそうになった部分もある
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鬱病を経験すると、色彩豊かな世界が灰色に見えます。
「休め」と言われても休み方もうまくわからなくて、美しい風景を見ても何も感じない、ご飯が美味しくない。自信もなく、達成感もうまく感じられず、今日を生きるだけで精一杯なのに明日のことなんて考えられなくて、次第に絶望が押し寄せるようにやってきます。
そんな自分を救えるのは、抗うつ薬でも周囲のだれかに寄りかかることでもなく、自分だけです。
そのためには、鬱病というフィルターを通して見ている世界、そして自分を知ることがたいせつで、この本には当事者の声がたくさん収録されています。
この本を読んでから、「この症状で苦しんでいる人は他にもいて、自分が悪いわけじゃなかったんだ。」と思えるようになりました。
病気に向き合うことは怖いけれど、苦しいことは苦しいと割り切って、できることに少しずつ取り組んでゆくことが、寛解へのいちばんの近道へなると信じています。
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うつ病の人の状況がわかるとは言えませんが漫画なのでわかりやすいです。自分的には近くに鬱の人がいるので逆にイライラしてしまって読む時期が良くなかったかなと言う感じです。もっと自分に余裕ができたら再読して勉強できたらなと思います。
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自分が、家族がうつになってしまったら…って他人事じゃない。生きづらい社会、誰だって当事者になってしまう。
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「身体が石のように重い」「突然体調が悪化する」「いつも何かに追いかけられている」…誰でも心が沈むことがある。たいていは心の持ちようで解消する。鬱の症状が理解されにくいのは、健全な心のサイクルにあまりにも近すぎるからでもある。快復できないのは自分のせいではない。努力が足りていないからではない。「頑張れ」は言ってはいけない言葉。病気は感覚だけでは治せない。そのままの自分を、ありのままのその人を受け入れる。長い人生、いろんなことがある。思い出に変わるときがきっとくる。…幸いにも、この病にはまだ罹ったことがない。
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大切な人が鬱病になり本書を手に取りました。
精神論で生きてきた自分がいかに狭く偏った考えをしていたのか知りました
相手も「どうすればいいか」はわかっていて
それなのに動けない。
わかっていることを指摘されると誰でも
歯痒く、自己嫌悪にもなりますね
「あなたの為に言っている」が いかに
思慮が足りなく身勝手であるか
相手にもっと寄り添い 信頼することが大事ですね。