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道尾さんぽい遊び。
暇つぶしには良書。わかってクスッとしたりゾッとしたり、わかんなかったり。
評価が割れそうな本だけど、こういう遊びは嫌いではない。(子供たちも好き)
答えが欲しいけど、きっとそれは野暮。
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普通に見ればなんの変哲もない写真に、道尾秀介がミステリのエッセンスを振りかけてショートストーリーを加えると、その写真は普通に見過ごせない恐ろしいものに変わる……
と言ったテイストの54篇のミステリ。
なんだけど、「いけない」シリーズの人気で味をしめたのか、最近の道尾秀介はこんなのばかりで残念。
遊び心はいいけれど、遊んでばかりいないで、重く、切なく、そしてあたたかい抒情ミステリをそろそろ描いてくれないかな〜。
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写真と物語でエンタメを綴る挑戦的な作品集、道尾先生のセンスと切れ味が光る一冊 #フォトミステリー
■きっと読みたくなるレビュー
写真素材に対して、短い物語を紡いでいる作品集。道尾先生のセンスが十二分に堪能できる内容で、一冊の商業出版にしてしまうというチャレンジングさが素晴らしいです。これからも新しいことにどんどん挑戦してほしいです。
ゾクッとさせられるものもあれば、優しい気持ちに包まれる作品もある。全編さらりと読破できてしまいますが、二度三度と読み直すことで、さらに奥深さを楽しめる内容になっています。
お気に入りは子どもたちが主役の作品。詩のように短い物語の中にも、胸にじわりと来て涙がでそうなことも… 先生は純粋な子どもたちを描くのがほんとお上手なので、ぜひまた長編を書いてほしいです。
〇お気に入りの作品
・能才
母娘の会話がキュートすぎる、しかし得体のしれない怖さも見え隠れする
・手紙
子供の後悔と父への想いが温かく描かれた作品、好き
・大丈夫
この短い会話だけで、こんなにも先生と少女の優しさを描くなんてエグイよ
・ハツカネズミと人間
少年のちょっとした出来心と代償、名画「禁じられた遊び」を思い出した
・そろそろ妹はビーグルよりも大きくなった
ハツカネズミ…から続く連作の結末。こえーよ
・思い出
素朴な文章にも関わらず、胸が締め付けられる。写真の表情が素敵すぎ、眺めていると自然と涙がでてきちゃう
■ぜっさん推しポイント
センスの塊ともいえる先生の脳みそを垣間見れる良作ですね。読んでるとイマジネーションが鍛えられます。ゼロから物語を作り上げる想像力、妄想力をつけるにはとても参考になるのではないでしょうか。
自分も街の風景や雑踏を眺めて、感受性を豊かにしてみたいと思いました。
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まず、この本のサイズ感が珍しいです。絵本の絵の部分が写真になって短文が添えられている感じにも思えました。タイトルがフォトミステリーとなっておりますが、文字が反転していたり、回文になっていたりと小説の概念が変わる感じがしました。チャレンジ要素いっぱいの一冊だと思います。
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写真に、タイトルとごく短い物語をつけた短編集。
フォトミステリーとタイトルにあるが、ホラーに近い話も多かったように思う。
一つ一つの話は独立しているが、たまに続きものが出てきて面白い。
また、写真だけでなく、タイトルも見て初めて全貌がわかる話も多かった。
個人的に好きなのは「中身は家の裏に埋めたそうな」。
文章は一文。写真は単なる果物の写真。それなのに、タイトルと文章と写真を合わせると全く違う印象を受ける完成度が素晴らしい。
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またまた遊び心満載な道尾さん♡♡
「いけない」みたいな感じかと思ったけど、こちらは、この写真を見てひと言!的な、写真が先にあって、それについて短い文が添えられてるパターン。
一見、よくある日常の光景な写真だけど、文章を読んでその意味が分かるとゾッとしたり、ちょっと笑えたり!
ほんと道尾さん、どれだけ想像力豊かなんだ♡♡
なぜこの写真で、そんな発想が出来るのかと感心しきり〜!
50話ものショート集だけど、私の頭では意味が分からなかったのもちょいちょいあった(~_~;)
出来れば解説も読みたかったな〜!←そこが不完全燃焼
ゾッとしたのは、生き餌、FはFlee、ハツカネズミと人間とその連作。
クスッとしたのは、世界平和、習慣
ジーンとしたのは、ごめんね、手紙
意味が分からなかったのが、ジャンプ力、髪がさりに見えるのは、、、幼体、成体、指、よくいるクレーマー
分からなかった所が残念だったけど、楽しかった〜\♡︎/
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斬新さに思わず目を引く一冊。写真に文章を添えるだけで、意外な物語が誕生するのが面白い。白黒でなくてもゾクッとした。笑顔の写真ほど恐怖を感じるのは何故だろう…
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写真を観て推理しながら文章を読む。わかりやすいものもあれば、まったくわからないものも…第2作を期待する。
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写真にストーリーをつけるという『いけない』のショートショートのような作品。
道尾さんらしく、かなりブラックな遊び心満載だった。想像するとぞっとするものやクスッとできるものや理解できなかったものなど、50話入っているがあっという間に読み終わる。
誰かと解釈について話したくなる一冊。
読書会したいなぁ。
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元々あった写真に短いストーリーを添えるという試み。
ひとつひとつはとても短く、単体ではよく意味がわからないものもあるが、別のストーリーが答えをくれることもあり、不思議な感覚になる。そこここが不穏さで満たされていて、いやぁな感じでもある。
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「変な家」のような写真を元に謎を紐解いていくミステリーを期待していたのですがそうではなくどこにでもある写真でミステリー大喜利のような内容でした。
怖いものもあったのですが、そもそも何が怖いのか分からなかったり、大喜利のようだったりして怖さに比重が置かれていないような気がします。
写真もフリー素材だったのでリアリティがなく、これ必要かな?なんて思いました?
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写真と連動する50のショートショート。写真を見て本文を読むと、何とも不思議な気分になれる作品集。目次には51のタイトルが表示されているが、実はあの話とこの話は続きになっている、みたい…(?)。ぜひ手に取って見てください。
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【収録作品】静かな午後/さがしもの/お兄ちゃんの髪は濡れてた/行方/能才/ジャンプ力/ごめんね/デュロン/手紙/習慣/人のもの/つちのうま/今夜/聞いてごらん、と言った女性の肌は濡れていた/何日か経つと静かになった/世界平和①/世界平和②/手羽先/往復書簡①/往復書簡②/悩み/いかないで/どちらか/よくいるクレーマー/ダイイングメッ……/成長は難しい/大丈夫/盲点/ちょっと遅かった/中身は家の裏に埋めたそうな/ウミガメのスープ/干しガキ/生き餌/FはFlee/FreeのF/ハツカネズミと人間/弟は野良猫とビーグルのあいだだった/夢/ひとをうたがうべからず①/ひとをうたがうべからず②/指/髪飾りに見えるのは目だった/そろそろ妹はビーグルよりも大きくなった/幼体/成体/導火線/ベロン/いたずら少年は翌朝になって発見された/思い出/旅立ち
フォト&ミステリ。ショートショート。
わかるものあり、わからないものあり。
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一枚の写真とそれから広がる想像の世界。ユーモラスなもの、言葉遊び的なものもあるがホラー系のミステリーが不気味。ただ写真とそんなにマッチしていないのもあって、お話だけでも良かったのではと思った。ショートショートの切れ味は抜群。
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発想は凄くいいと、読み始めましたが、短さと感動は比例しませんでした。道尾秀介さんの作品ということで、期待しすぎたのかもしれません。