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京都に生まれ育った自分としては、無意識のうちに当たり前に言動していることが、そら恐ろしいことのように書かれていて、ある意味新鮮だった。京都の人は会話の中に結構しっかり毒を盛っているが、毒のままストレートに盛るような人は無粋。万一それが毒だとわかってもらえなくてもOKで、その人はそれなりの人やな、とあまり相手にしなくなる、それが京都人。最後のブラマヨのところは全然面白くなくて、ブラマヨをひたすら持ち上げるその陳腐で歯が浮くような筆者の表現が奇妙でさえあった。と、遠回しでなくストレートに書いてみた。
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自分には向いてないと言われましたが、けっこう使っている時もあります。
イギリス人の皮肉もこんな感じなんでしょうかね。
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49対51の落とし所へ持ち込める外交官はいてもらわなきゃ困る。日本の人材、大丈夫ですか?
私自身について言えば、人間関係は定期的にリセットしたい派なので、エレガントに毒を吐く必要性は結局あまり感じません。リセット間近の時期には素直に毒吐きまくりかも。
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うまく毒を吐きたいと、この本を手に取った。じんわりあとから効いてくるは、やはり性に合わん。中野さんと同じで思ったことをはっきりと言いたい。ただ、少し実践できそうな場面もある。むしろ既にやっているようだ。千差万別、それでいいんだと確信を得た。
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なるほどといった感じの一札でした。京都の人も様々な人がいると思いますが、確かに、昨今の世知辛い、世の中、日本人らしい深みのある、人間関係の技を勉強することができました。
ただ、最後のほうのブラックマヨネーズの話は、ちょっといらなかったような気もします。
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面白いコンセプト、唯一無二の本。
相手に腹が立ったり、変えて欲しいことがある場合、普通に注意しても逆に相手が怒って変わらないどころか関係が悪化することもある。
うまく相手も自分もプラスになる伝え方、変化を与えるにはどうしたらいいかノウハウの記載。
相手をスカッと言いまかす、のはそのときは気持ちいいし自分個人ならプラスだが相手と縁切れて助けて貰えなくなる。
相手を褒めたりしながら、いかに相手に直して欲しいかを気付かせるのが大事。
具体的なテクニックは以下。
①したくない仕事は、自分より適任がいるのを伝える。
②微妙なアイデアには、面白いと伝える
③言われて嫌な質問にはおうむ返しすること、で相手に客観的に判断させ理解させる。
④自分は謙遜した上で、相手が合わせてくれるよう頼む形で相手を変えること
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この本は中野さんの本ですね(意味不)。中野さんをより知れ、単に面白い。言葉自体は、程よい難しさで国語の勉強にもなりつつ、毒の吐き方だけではなく、周囲の環境・歴史から、中野さんの感じ方や思考、価値観をお裾分けして頂いた感じ。ここにきて、この手の本は、新鮮でした。
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ぜひ体得したい、と思い手に取りましたが、既にやってること多し。歳を重ねて自然にできるようになったのかも。これからもギリギリで勝つことを目指します。これでもか、と京都を押されたのはちょっと重かったかな。
#夏の読書感想文
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エレガントな毒=京都人って京都の人に怒られないのだろうか…ということが気になりつつ、まぁなんとなく納得。
でも、かの地の人はそういう文化?に生まれ育ち、身に付いているけど、こっちが付け焼き刃でやれるかっていうと、やっぱりちょっと無理なのでは…かえってヘタ撃ってしまいそう。そもそも頭の中にそういう発想がないし。
へぇーそうなんだーぐらいにとどめておいたほうがよさそう。
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さすがにすぐ実践するというわけにはいかない内容。
急にはやっちゃいけない気がする(いままでの自分のキャラ的にまわりに違和感が生まれそう)。
長年密着していかなきゃならない地域性のコミュニケーションの中で工夫された毒(やんわり指摘すること?)で関係性を壊せない、壊したくない場合に使うのだとか。
なんとなく理解できるけれど、熟練が必要になりそうで。
受けとめる側(毒を盛られる側)として、その時にすぐ気付けるよう、要するに空気を読む感度を上げていこうと思う。
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私は洛外であるが、一応京都出身なので「脳科学と京都人に学ぶ」というサブタイトルが気になって読んでみた。
まず冒頭から「生粋の京都人(洛中出身)」という言い方に少し戸惑った。
序盤からイメージは良くないまま読み進めた。
互恵関係を大切にすることの重要さが書かれているところはとても共感できた。
理不尽な事もポジティブな言葉でうまく切り抜ける表現の仕方も興味深かったし、江戸(東京)との対比も面白い。
しかし、そもそもこの京都人の言い回しを無理に使おうとしなくても良いのではないかと思うし、私も今東京に住んでいて東京の人も意外とこういう言い回しを使っていると感じる。
案外、東京の人の言い回しも深くて面白い。
「イケズ」は優しさなのだと再認識できた。
著者があまりに京都人を持ち上げているように感じるので、読む前にイメージしていた内容と違って少し残念だった。
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私は京都の人間でも基本論破したくなる人間でも無いので、こういう人もいるんだなあ、こういう考え方もあるんだなと思いながら読んだ。相手との関係を悪くしないように遠回しに伝える技は今後に生かせるところもあると思う。
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エレガントな毒の吐き方、とあるが、どちらかといえば京都の人たちはこういう思想ですよ、という紹介が多い印象。
別に京都の方がどういう思想か興味はないし、言い方からたいてい毒が入ってるんでしょ、と思ってるから、考え方を紐解く観点ではあまり手に取る価値のない書籍かもしれない。
ただ、嫌なことを言われたら、「面白いことを言いますね」とかわす方法は日常で使えるかも。
あとはその辺の気遣いハウツー本と相違ない。
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エレガントかつ、スマートに毒を吐きつつ、
対人とのコミュニケーションが出来るかと思ったが…
そんなうまくいかないよなーって思った
遠回しすぎて京都人じゃない人は難しい?
毒吐いたって感じ取ってくれないかも?笑
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毒を吐く…言い回しはともかく、人とのやり取りにおいての
ある種の嗜みと言うか何と言うか。
相手との間合いの取り方のひとつのやり方の参考でしょうか?
読んでいて、普段から普通に実践している事もあったし
そういうかわし方もあるのか!っていう事も勿論あったし
参考になる事も大いにあったので、それなりに楽しく拝読させて頂きました。
読みながら少々自己分析みたいな事も出来ました。