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「縁は異なもの鯵なもの」
好奇の目とは違ってたが。
分かっていたとしても、その気持ちに終止符を打つ勇気がなければズルズルと関係は続いたままだろうな。
過去の恋愛から分析してみれば有り得ない選択肢だっただろうが、本人たちが幸せであるのならば最高な出会いだろ。
「灼熱の恋はトッポギ色」
若者たちの傾向は変わり。
その時の気持ちは誰にも分からないことではあるが、有罪判決を受けた人と暮らす過去がなかったのだろ。
結婚することが当たり前だった時代は過ぎ去り、お一人様という言葉も生まれた今では必死になる必要もないもんな。
「長すぎた春のクスクス」
年齢を重ねていくにつれ。
処方されたからには飲まなければいけないとはいえ、飲み合わせを考えてないのは流石に問題あるだろう。
まだまだ若いのであれば時間が欲しいと言われても肯けるが、出産などを考えているのであれば限界があるだろう。
「困ったつぼ焼き」
最後の問いかけに対して。
本気で結婚を考えているのであれば、どんな場所で言われたとしても直ぐに答えることが出来ただろうに。
互いに気付いて微妙な空気になってしまう前に動いたのかもしれないが、これだけ経って蒸し返す話題でもないだろ。
「愛と未練と梅和えと」
プロポーズと共に告げた。
素直に自分の気持ちと向き合う時間が出来たからこそ、新たに見えた世界から出会いがあったのだろうな。
信頼している相手とはいえ支援している立場であるのならば、どんな場所なのか一度ぐらい観にいかなかったのか。
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登場人物が多くなってきて、以前の話を思い出したりしながら、読み進めました。
でも、登場人物が増えるから飽きずに読めて、シリーズ化されていくんだろうな、と。次回のお話はどうなるのか楽しみです。
支援している子どもたちの成長も気になります。
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さすがにこのシリーズは、登場人物をすべて覚えてはいない(笑)。
著者もそのへんがわかってるのか(?)、毎回、めぐみ食堂に来店するたびに
「〇〇は誰それとこういうなれそめで云々」
と、さらっと解説してくれるので助かる。
でも、シリーズも9冊目になると、その解説を読んだくらいではすべての人を
「ああ、あのときの」
とは、スッとひもつかない(人もいる)んやけど、それでも楽しく読めるのが著者。そして連作短編。
こちらに登場する料理は相変わらずおいしそう。
こう、ちょっとだけ手を加えてこんなにごちそうになるのかというか、
わたしにもできそう
って思えるレシピが多いと思う。できませんが。
こんないきつけのお店があってうらやましい…。
今回は、結ばれる縁よりも断つ縁がフューチャーされてて、それはそれで面白かった。
(ちゅうたら失恋ものが好きなんかっちゅう話やけどそうではないねん)
これもネタバレやけど、このシリーズ特有の
「最後はハッピーエンド」
に、至るまでの悪縁を切る話やなと思ったというか。
いや、それも今わたしが悪縁を断つほうに目がいってるから、結ばれるほうより切るほうに光を当てて読んだんかもしれへんけども…。
読書って、結局そのときの自分の読んでる状況とか心理によって受ける内容が変わるから一概にどうって言いにくいねんけど…(笑。小説を読んで受ける印象が一番自分の深層心理に近いというか、願望が出るというか)。
とはいえ、プロポーズの矛先が恵さんにも向くとはちょっと予想外やったな…。
そうか、シリーズで恵さんもまだそういう対象(?)やったんや、と、思うと同時に、恵さんもわたしより若いんやもんな…(笑。何が言いたい)。
著者の本も好きやけど、なかなか全部を読めない。蔵書に揃ってないんよなあ…。
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あっと言う間の読了。
何でこうもサクサクと読めてしまうんだろうか、文体が軽いからかとも思ったけれど、前提としてお話が面白くなくてはと思い直した。