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ひゃー。宝物のような本に出会ってしまった。すんごく、いい!です!
台形というお店には行ったことがなくて、ツイッターである日タイムラインに現れて知ったのだけど、なんか不思議な空気感の漂うお店で気になってフォローしていた。それである日、ツイッターだかAmazonだかでふとこの本が現れてきて買ったのだけど、マジでナイス判断だったな、私。
奇妙でオフビートな出来事が色々起きてるみたいに感じる日常が綴られているけど、それはたぶん、この伏木さんがオフビートな人で、そのオフビートさを全開で生きている彼がこの上なく羨ましくなる。舌とカラダと気持ちは全部繋がっていて、その全部がちゃんと自由に緩められていて、それはすごく人として正しいように感じる。どこかにいつもあそびがある。
この本を読んでいると、自分が心地いいなと感じられる「こうありたいな」が頭の中で色々と浮かんで花開いていく。それはそのままにしておくとフワフワとどこかへ消えてしまいそうなので、すっと手のひらで捕まえてそのまま持っておきたいなと思う。