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病んでいるのは、私ではなくて社会だ、という信念を貫きたかった。
ギャップを埋める努力をすべきなのは被害者ではない。
治療されるべきは私たち(被害者)ではなく社会です。
性暴力は個人的なトラブルではない。私たち性暴力、被害者は、社会の一部であり、自分の生き方を決める力を持っています
もしも「セクハラくらい」「痴漢くらい」と言う心ない言葉を口にする人がいたら、加害行為を笑い飛ばす人がいたら、見て見ぬふりをする人がいたら、その人は加害者の見方をする反社会的な人だ。
裁判は法律家のためではなく、国民のためにあるものなのに、、、
告発したらもっと傷つく仕組みがある。この仕組み自体が性暴力なのだと思う。
数々の、ほんとうの言葉。真実を真実として曲げないで直視する言葉。渾身の、などとはいえないものが1冊の本に詰まっている。自分はアリーナのスタンドから声援はしてるけどまだ出て来ない恥ずかしいダメな人の一人だと思った。
読みながら、映画 プロミシングヤングウーマンと、雪道を思い出した。そして最後の一行まで読んだとき、命を削るように正義とはなにか正義を手にするための闘いをすると言う意味で、樋田毅さんの「彼は早稲田で死んだ」を思い出した。
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極論言えば教科書に載せたい!
色々知るべき、考えるべきイシューがたくさんこの
一冊に詰まっている!めちゃくちゃ売れて欲しい!
これまでの社会とされるものが誤った方向に進めて
きた様々な問題をなるべく早く正していくべき
フェミニズムに興味の無い人にこそ読んで欲しい
これは一体誰の話なのか一度深呼吸して考えるべき
案外近くにいるかもよ、それを知った時にあなたは
冷笑したり自己責任だとスルーできますか?
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性について、暴力について、日本の刑法について考えさせられる一冊。
とにかく熱い本です。
読み始めたら著者の熱い想いに釣られて最後までいっきに読み進んでしまった。
書いておきたいことがまだまだ沢山あるので追記予定です。
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君の言葉で語れというのはとてつもない優しい言葉だ。それは自分自身に刻まれた何かを見ろという意味であり、刻まれた何かから生まれる葛藤や言葉を大事にしろということなのだ。
深く考えさせられることが多々あった中で、言葉を扱う仕事をする私に深く刺さったフレーズでした。
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池田鮎美さんのような方々のお陰で法律が変わったり少しでも生きやすくなっているのだと実感した。
『治療されるべきは被害者ではなく社会。』