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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
弁護士先生の気になるのは肩。事務所の若い子の言うことに内心「!」と思いつつ澄ましてたりするところがいい。知っているのもあったけど、ぜんぶ一緒にやっちゃいました、肩ストレッチ。やっぱり少し生き返るような気持ちよさはやらずにいられない。
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投稿者:ももも - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子版で全169ページ。1話ごと1つ体の悩み解消のストレッチや運動を教えてくれます。絵だけだと分かりにくい点もありますが、目的は漫画の面白さなのでそこは面白いので大丈夫です。ストレッチでは解決しないのでは?という引きで1巻が終わっているので2巻も楽しみです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
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うーん、これは良い裏切り方をしてくれたな。
うすくら先生は、「いや、裏切ってないよ!」と、当然の抗議をしてくるだろう。もちろん、本当に、裏切っちゃいない。ただ、私が、裏切られた、そう感じただけの話。
ブクログの新刊情報で、このコミックスの表紙を見た際、私は、てっきり、うだつのあがらないオッサンサラリーマンが、何らかの原因で死んでしまうも、これまた不思議な理由で復活するも、その生き返りは不完全で、このサラリーマンは自分の中途半端な不死性に振り回される日常を送る事になるのかな、と内容を予想していた。
しかし、実際に書店で見つけ、読んでみたら、この表紙を飾っている男性は死んでいなかったし、生き返りもしていなかった。
そんな勘違いがあったからこそ、この『すこしだけ生き返る』は、より面白く感じる事が出来たんじゃなかろうか。
実際の内容は、加齢によって、当然の障りが身体に出始め、それに懊悩している主人公が、ヒロインから、効果的なストレッチを教えて貰い、ぎこちないながらも実践する事で、徐々にではあるが、身体の改善を進めていき、日々を前向きに生きていく活力を取り戻す、そんな感じだ。なので、このタイトルは間違っちゃいなかった訳だな、うん。
主人公・間と同年代の男女にお勧めの、健康コメディな作品だが、この年齢に達していない漫画読みも、いつか来るであろう時に備え、これで意味のあるストレッチを学び、実践するのも大いにアリだろう。
私もいくつか、作中で紹介されているストレッチをやってみたが、かなり、気持ちよかった。
一応、言っておくが、私は間より年下だ。しかし、仕事の内容や、プライベートで読書をし、漫画の感想と「小説家になろう」へ投稿する作品をパソコンで書いている事もあってか、自然と筋肉が強張っていたようだ。だから、ストレッチが効き、気持ちよかった・・・そのはずだ。
この年代特有のトラブルや、弁護士ならではの苦悩に、色々とぶつかりながらも、完全には腐らず、自分なりに全力で対面する間のスタンスには好感が抱けた。そんな彼を支え、ストレッチを教え、同時に、彼の中に芽生えた、わずかな自信も、若さと言う武器で、遠慮なく、プチっとするヒロイン・山村さんも良い味を出しており、(2)での活躍が楽しみである。
この台詞を引用に選んだのは、これが若さか、と驚きで心が震わされたので。
歳を取ってくると、自分の限界を悟ってしまうせいか、自分のやれる事を、ここからここまで、と線引きしてしまいがちになる。
だけど、そんな線は、何歳になろうと、ありはしないのだ。
あったとしても、その線を、自分の意志があれば、越えて、その先へ進んで良いのだ。
それを間に気付かせてくれる山村ちゃん、やっぱ、良い子だ。
可能なら、(2)では、彼女の恋愛観も含めたプライベートを描いてもらえんかな、うすくら先生。
「どうしたんですか?浮かない顔して」
「・・・今回は、依頼人に肩入れしすぎました」
「肩入れしたら、ダメなんですか?」
「ダメですよ。他の依頼人に悪い。すべての依頼人と、平等に向き合わなけ��ば、大人の仕事とは言えません」
「なるほど。依頼人全員に、肩入れするのもダメなんですか?平等に」
「・・・・・・ダメ・・・・・ではない・・・ね」(by間、山村さん)