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女性のジャーナリストである筆者が数々のアプリに登録して男性たちと出会う日々を克明に書いた本。女性ユーザーにも取材しています。いいねが大量に来る人気の男女がなぜずっとアプリを彷徨うのか?写真詐欺、ヤリモク、どれも実体験のため非常に迫るものがあります。
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色んな男性のストーリーが見えて面白かった。フィールドワークみたいな感じがした。
アプリあるある的な要素にちょこちょこ共感
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今流行りのマッチングアプリの沼を含めかかれている。
具体的には、著者自身が実際にアプリに登録し様々な人と会ってみて、それぞれが抱える問題点を著者の視点で考察していく。読む前はヤリモクや業者が問題の中心だと思っていたが、承認欲求やゲーム感覚など想像していなかった内容は非常に興味深かった。
3.7
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2023年47冊目。満足度★★★★☆
今や結婚する5人に1人が使っているというマッチング・アプリ
本書は、著者自らがアプリに登録、200人以上とのマッチング「体験」を通して書いた現代社会のリアルなルポとなっている
私自身は使ったことがないので、興味本意で手にしたが非常に面白かった
「彼らが探しているのは機能不全が明らかになった社会的イベント、結婚システムに同意する相手ではなく、自分という個にマッチングしてくれる相手なのだ」
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マッチングアプリで出会い、結婚した身としてタイトルに惹かれて読んでみた。
ユーモアもあり、読み物として面白い。
マッチングアプリをやっていたらかなり役だった気がする。
女性目線でマッチングアプリの体験談を書いているが、作者の年齢もそこそこいっているので内容に偏りはある。
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筆者が実際に200人とのマッチングを通して出会ったマッチングアプリ症候群の人たちを取材した本。アプリシステムの改善は必要だが、上手く利用すれば多様な恋愛・結婚にアプローチできる画期的なソフトである。
マッチングアプリもビジネスなので、利用者が長く滞在すればするほど儲かる仕組みになっている。例えば、SNSのようにいいね機能をつけて承認欲求の沼に入るようにしたり。
だから、マッチングアプリは受け身でなんとなく使うのではなく、目的を持って利用するべきだと改めて思った。目的を持って活用しないと、手段と目的を見失うことになる。
◎メモ
・都合の良い人と出会いたいでなく、自分が譲れない部分以外はお互い歩み寄る気持ちがないと、恋愛や結婚はできないと感じた。
・自分の都合の良い人とだけ会いたいは虫が良すぎる。恋愛や結婚は一方通行でなく、お互いが思いやり歩み寄る必要がある。
・年をとると自分の生活習慣が確立してしまうし、プライド的にも変えることができなくなる。だから結婚は30歳までが良いのかなと個人的に思う。
・恋愛を通して改善できない人は、リアルでもマッチングアプリでもパートナーといい関係を気づくことはできない。
◎メリット
・相手の情報を先に知れる。
・恋愛、結婚したい人に効率的に出会える
・自分の人間関係を超えた色んな世代、趣味、価値観の人にアプローチできる。
・お互い相手を求めているので、彼氏彼女がいるのかなどの余計なコミュニケーションを省くことができる。
・いい意味で人間関係が流動的でドライ。
◎デメリット
・常に周りの人と比較対象になる
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なかなか面白かった。マッチングアプリの取材を通じて、それぞれの人の人生を垣間見ることができた。
それにしても、作者の体験取材は敬意を表したい。
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著者のバイタリティに感服の一言。取材対象は30〜50代がメイン。マッチングアプリの棲み分けや広い年代への普及にも驚いた。マッチングアプリによる、結婚以外のパートナーシップの認知向上に希望が見出されており、なるほどとなった。
著者のバックグラウンドを知らずに読み進めていたが、「サイファ覚醒せよ!」の共著者と分かり合点がいった(個人的に)。
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丸善にて、他の本を取った際に近くで目に止まり、読んでみた。
以前、男性側からの婚活についての本を読んだことがあるが、本書は(かなり乱暴かもしれないが)その女性視点版とも感じた。マッチングした男性だけでなく、使用する女性にも取材を試みていて、正直存在くらいしか知らなかった自分にとってはこのような世界があるのだと知れたことが、まず大きいと思う。
現代に潜む問題を内包しつつ、今後もこの世界は発展していくのだろうという著者の意見は、確かにそうだろうなと感じた。
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女性目線からのマッチングアプリ
中年のバツイチから、爽やか系のイケメン青年、オタク趣味の人まで、様々なひととマッチングする。
マッチング後も、ビデオ痛アプリやLINEでコミュニケーションを取る。
イイネをもらうことで自己承認欲求を満たす男女、熟年離婚後に離婚の理由を分析しないで、昭和の感覚のまま、相手を探そうとする熟年のオジサン世代などの話や書き方が面白く、本当にこんな人たちいるんだと!興味深く読むことができました。
実際のマッチングアプリの中にも、高圧的な何様みたいなひとも見かけるので、あながち嘘ではないのかもしれません。
マッチングアプリのコミュニケーションの問題は、なかなか難しいなと感じたし、マッチング後も会って、仮交際してとなかなかハードルが高いなと思う。
印象的だったのが、恋愛の様に相手がフェードアウトしても傷付かず、それが当たり前という世界観が新鮮でした。
結婚と言っても、価値観は人それぞれなんですよね。
日本の経済が衰退するとともに、下がる婚姻率の話もありましたが、夫婦別姓などの新しい家族の在り方を認めない社会。試しに、やってみようという気持ちすら起きないことに、日本の閉塞感を感じたりします。
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面白い題材のはずなのに…途中から読むのが苦痛になってきた。頑張って読みきったけど。
おそらく筆者の言い回しのせい??
すごく決めつけた書き方をするし、アプリで出会った相手に対する物言いも結構キツイように感じる。(少なくとも同じ状況でも、私ならそんな言い方しないなー、という言い方)
色々なことを断定するように書かれているんだけど、データとか研究結果とかの裏付けになるようなことはほとんど全く書かれていないので……今流行りの?「それって、あなたの感想ですよね?」と言いたくなる。いや、感想でもいいんだけど、それならもうちょい表現の仕方があるだろうと。
この筆者一体何様!?!?という気持ちになってしまって(もう、端的に言ってしまえば筆者のことがキライになってしまって)、読むのがしんどかったかなぁ。
ただ、60歳くらい?の筆者の200人ともマッチングしたというそのバイタリティーだけは素直にすごいと思った。
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この本は著者がマッチングアプリで出会った人の中から特徴を見出し、見解を述べてている。
「いいね」をもらうことで承認欲求を満たす人、玉の輿を狙う人、ヤリモク目当ててマッチングする人、離婚後独身は寂しいと思いアプリを行うも求めているひとは家政婦兼介護士の人、非正規雇用で同年代の女性との恋愛は難しいため、年上女性とのマッチングを望んでいる人など様々な事例を見ることが出来る。
今回★3をつけた理由としては、若干男性に対して厳しめに書かれていると感じたため。本の中の情報を取捨選択する必要があると思う。またこの本はマッチングアプリで出会った特徴的な方々を書いているだけで、結婚までは書かれていない。マッチングアプリでの成功例を知りたい人向きではない。
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最近の婚活の主流になりつつあるマッチング・アプリに関し、著者が実際に複数のアプリに入会し1年半で200人近いマッチング体験をしたことを踏まえ、その婚活沼に依存するディープな住人、すなわち「マッチング・アプリ症候群」の人々の生態系を紹介。
著者がマッチング・アプリで出会った、ある意味「珍獣」的な人たちが次々に紹介され、自分もマッチング・アプリでの婚活経験者ということもあり、それなりに面白く読んだ。また、本書により、マッチング・アプリでの婚活に当たっての教訓的なことも一定学べると思う。
ただ、本書では著者の素性はあまり明かされていないものの他の情報によると著者は40代らしく、そのためか紹介されているのは40代以上の中高年が多く、主に20代・30代のマッチング・アプリによる婚活事情を知りたくて読んだ身としては、肩透かしを食らった感があった。
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タイトルや本文による著者のマッチング・アプリの嫌な経験からマッチング・アプリに否定的な結論だと思ったが、最終章ではミソジニー文化が根強く残る日本の悪癖が全て取り除かれた良いものとし、どんどんマッチング・アプリの普及を望んでいるとのことなので、とても興味深い結論でした。
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マッチングアプリの体験談は数あれど、何故その行動・言動をしているのかを、取材を交えた?会話の中で見つけてくれる点がほかの冊子には無かったのでは?(データ無いとかそういう感想多かったけど)
というか、マッチングアプリは勝手に若者のイメージあったけど、上の人が多くやっていることにびっくりした。自分の未来にもそうなる可能性はあるので純粋に笑えないエピソードもありつつ、複雑な気持ちになったけど、楽しく読めた!