投稿元:
レビューを見る
<目次>
北海道
東北
関東・中部
近畿
中国
四国
九州
<内容>
海辺の無人駅とその周りの様子を実際に訪ねて、そこからさらに見える風景の中へ飛び込んでいく(例えば、沖合の島に向かうなど)。割と淡々と描いているのだが、物語が見えてくる。
投稿元:
レビューを見る
「失われつつあるもの」に気づくことは、現地に行かないとわからない。
周辺の環境から見えてくる、その先を想像できるようになること、それが自分の中に「豊かさ」つくる。
詰まるところ、旅をする意味とは「豊かさ」を獲得することではないだろうか。
周縁にいく意味。周縁であっても、決して自分とは無関係ではなく、回り回って自分とつながっている。「失われつつある」ことが「自分ともつながっている」ことに気づくこともある。「駅」と「線路」が、「点」と「線」との関係と同じように、鉄道が知識と想像力を拡げてくれる、乗り物として存続してほしいと思う。
投稿元:
レビューを見る
ホームから海が見える無人駅30駅を紹介。実際に筆者が訪れた旅行記でもある。ちょっと立ち寄っただけではなく、場所によっては何泊かして周辺を探索し、環境などについて考察がされている。多くの参考文献が掲載されているのに驚いた。