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2023年11月8日(水)朝学
4年B組
授業で戦争のことを勉強していると聞いたので、この本を。
ページをめくって、あらすじの紹介のみです。
実際に封筒に15粒の大豆を持参して見せ、戦争中、これだけが一日の食べ物であったことをイメージしてもらいました。
子どもたちは、「ええっ!?」と驚いていました。
キャラメルの箱の絵が出てくると、見逃さず、「これ好きや」という子もいました◎
(今年の4年生はしっかり声を出して反応してくれて、うれしいです)
(読み手:H)
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トットちゃんこと黒柳徹子さんの原案で、柏葉幸子さんの文と松本春野さんの絵。大好きな方たちの絵本である。トットちゃんが小学2年生のとき。日本は戦争を始めました。幸せだった日常が苦しい日々に変わっていく。食べ物も1日に15粒の大豆だけになってしまう。その大豆をどう食べるか、自分で考えさせるお母様、凄いです。実際の戦争を知らない私だが、世界の何処かで戦争は起こっていて、犠牲になる人もいて哀しい思いをするのになぜ戦争なんてするのか?平和な時代が来ることを願って……
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黒柳徹子さん小学2年生〜4年生までの戦争体験絵本。短い頁にギュッと濃縮されています。
柏葉幸子さんの読みやすい文と松本春野さんの優しい絵が、暗くなりすぎないところが小さい子にも抵抗なく読めるかと思います。
#小学生
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窓ぎわのトットちゃんの副読本、というか、小さなお子さんでも読めるように優しい文章と可愛い絵が特徴的な絵本になっています。
でも内容は、トットちゃん(黒柳徹子さん)が実際に体験した、戦争中のお話…。戦争が始まって、お父さんは戦場に、食べ物に困りお母さんから渡されたのは15粒の大豆のみ…水を飲んでお腹の中で大豆が膨れると空腹感が紛れる…というものだけど、実際にはお腹は膨れないですよね…。しかも、いつ敵の焼夷弾が降ってくるかもわからない、毎日が生きた心地のしない日々…。そんな中でも、トットちゃんがたくましく、しっかりと自分をもって生きてる…そんな風なことを感じさせてくれた作品でした。
黒柳徹子さんのあとがきに、「戦争ほどおそろしいものはありません。平和でなくてはだめなんです。」重みのある言葉ですよね…考えさせられます。
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あのトットちゃんの戦時中のお話。
1日の食べ物が大豆たった15粒って想像できる?
それが戦争なんだ。
なんて恐ろしいんだろうと思った。
爆弾が落ちてくる恐怖、死ぬかもしれない恐怖、学校から帰ったら家が燃えて無くなっているかもしれない恐怖、そんな恐怖を感じながら手に持っている15粒の大豆をどうしようか考えるトットちゃん。
戦争って恐ろしさしかないんだなと改めて思った。
絵がほんわか可愛いから余計に戦争に対する底知れない恐怖を感じた。
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7'45"
黒柳徹子さんが幼い頃に体験した
疎開するまでの戦争時代のお話。
ちょっと終わり方が急で
疎開先の事が少しでも書いてあると良いかな。
ほんわり温かみのある絵で
グロくないので
低学年でも読める
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戦争というものが
小さい子どもでもわかりやすく理解できる本。
15粒の大豆が1日のご飯。
戦争はおそろしいもの。定期的に読みたい。
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タイトルは秘密の暗号なんかじゃなくて、一日分のごはん。お煎餅を食べて笑い、遊んだらお茶を飲む、柔らかなほっぺを毎日見ている現在、その少し昔。防空壕の中で7つぶ我慢したあの子が、今も生きていることが嬉しい。戦争反対。
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続窓ぎわのトットちゃんに載っているエピソードの中から、トットちゃんが一日に大豆15粒だけしかなかった日のお話。
ご飯をがまんするだけではなく、空襲警報もあるし、もちろんトットちゃんは防空壕の中でいろいろ考えるのです。目の前の絶望的な状況と相反するトットちゃんの発想!その純粋さに救われるような気がします。戦時中の日本では小さな子どもが一日に大豆15粒しか食べられないようなことが普通に起こっていたのかと改めて大変な時代だったことをかみしめました。
この本を、高学年には続窓ぎわのトットちゃんを読むきっかけにしてほしいし、低~中学年には戦争のことを学ぶ本として読んでほしいと思います。
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<とうとう、トットちゃんの一日の食べものは、だいずが15つぶだけになってしまいました。>
『窓ぎわのトットちゃん』では描かれなかった、トットちゃんのもうひとつのお話を絵本にしました。
女優の黒柳徹子さんが自分自身の小学生時代をえがいた『窓ぎわのトットちゃん』。世界で2500万部以上のベストセラーとなり、「トットちゃん」と「トモエ学園」は世界中の人から愛されています。
トットちゃんの小学校時代は、日本が戦争をはじめた時代でもありました。だいすきなパパ。トモエ学園の楽しいお弁当の時間。あまい、あまいキャラメル。<家族そろって、安心で、うれしかった毎日>から、いろいろなものがなくなっていきます。そして、ある日、とうとう一日の食べものが、炒った大豆15つぶだけになってしまいました。トットちゃんは、15つぶをいつ食べるか、悩みに悩んで……。
長年ユニセフ親善大使として活動されている黒柳徹子さんの原点ともなる、トットちゃんの等身大の戦争体験。」
この絵本をキッカケに、『窓ぎわのトットちゃん』をぜひ高学年に読んでほしい。