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久遠の島
世界中の本が成る木にあふれた島
初めの魔法をかけた人望みは何だったのだろう
島に終わりをもたらした人の望みは何だったのだろう
生き残った三人の願いは少しずつ少しずつかなえられて行く
生き続ける その道を歩きながら
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ずっと読みたかった一冊。
乾石智子さんのファンタジーの世界観は大好き。後半は一気に読み進められた。
復讐に向かって進んでいく話ではあるが、主な登場人物3人はそれに囚われることなく前に進んでいく姿が頼もしい。それでいて自分たちのできる方法で復讐を果たすのだから清々しい。
夜の写本師に連なる物語とあるが、夜の写本師より明るくて読後が爽やかでよかったなあと思った。
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前半の悲劇が大きすぎる。
それでも人生をあきらめず、進んでいく2人にエールを送りつつ読み進めました。
途中、川の中でドラゴンに遭遇するシーンが好き。やはりドラゴン、ファンタジーに欠かせない。
そして最後の一行に、わっ!となった。
その最後の一行が、次のページをめくって、たった一行書かれてるってところが、くーっ!となった。
完全なる乾石ワールドにおののく。