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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
列車のトイレに焦点を当てて描かれていて、興味深く読むことができました。日本らしい心遣いなど、面白かったです。
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こういう切り口もありか。あまり列車のトイレを使うことがないのでピンとこないが,何時間も乗るようであれば必要な設備だし,衛生面や環境面の工夫は必要だな。昔は垂れ流し,今は日本ではないそうだ。時々,トイレにこもってキセル行為をする人が話題になるな。小さな子どものトイレや赤ちゃんのおむつ交換なども乗っている時間が長いほど必要になりそうだ。乗っている時間で考えれば,船や飛行機,ロケット,潜水艦などもあるなぁ。次は,乗り物のトイレという切り口かな。
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《古い情報と憶測だらけ》
世界や日本の列車にあるトイレ事情を解説した本。駄作。序盤のトイレの仕組み(水洗や垂れ流し)を解説したあとは各地のトイレを説明しているが、筆者の体験に固執していて情報が古すぎる。そのうえ、現在の状況を調査することなく「だろう」を連発。筆者には悪いが、読む価値なし。
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特にこのテーマに興味があったわけではないが、なんとこんなニッチな本があるとは…と思って手に取った。
日本、ヨーロッパ、中国、南北アメリカを中心とした列車のトイレ事情を概説する。
最初にトイレの歴史や、どのような型のトイレが開発されていったのかが説明される。
最初は垂れ流し、沿線にまき散らす状態から始まり、次第に消毒液とまぜてからまいたり、タンクに貯めるなどの工夫が重ねられていく。
設計図など、普段は目にする機会が少ないものが載っているところが本書の価値だろうか。
できればもっと大きく掲載してほしかった。
筆者が各地で乗って調査したものが中心になっているため、ちょっとデータは古いかもしれない。
2000年前後でも、ヨーロッパで垂れ流しが多かったというのはびっくりだが…。
数年前、北京から上海までの高速鉄道に乗車したことがある。
その時には全くトイレの様式など気にもしなかったが、きっと現在主流の真空式トイレだと思われる。
そもそも中国のトイレも都市部ではびっくりするほどきれいだ。
観光地では本書にも出てくるニーハオトイレ(ドアの下半分がないトイレ)に出会ったことはない。
今だったら状況はかなり違うのかもな、とも思う。
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真面目な解説本。
幼少期、長距離列車に乗る経験がなかったものの、30年前まで垂れ流しだったことに改めて驚く。平成三十年間の、さまざまな急な変化の一つ。