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筆記具、部屋の間取り、時間帯……バルト、サガン、レヴィ=ストロースなど二十五人の巨匠達がインタビューで明かす、自分だけの執筆スタイル。〈解説〉読書猿
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仕事部屋と題名にあるが、あとがきにあるとほ通り、メインはどうやって仕事するかの内容。お部屋紹介ではないので注意。
知ってる作家なら、裏話的な内容で面白いのだろうが、ほとんど知らないのでそこまでわくわくしなかった。
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インタヴュー集。聞き取りが行われたのは1970年〜1976年。目次にはジュリアン・グラック、J・M・G・ル・クレジオ、A・P・ド・マンディアルグなどのほかクロード・レヴィ=ストロースやロラン・バルトのような思想家も名を連ねる。筆記具や書く場所、情報収集の仕方など、書き手それぞれこだわりがあり、書き方のみならず生き方が垣間見える。そして、どの人も、書くことの内容を練る段階にとてもとても時間をかけて、熟成させてから筆をとっていたのだな、と感じる。今の我々は、書くことを急ぎ過ぎているのかも。
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小さな書店で見かけてなんとなく手にとった本。1979年の本を2023年に文庫化したものらしい。フランスの作家25人に仕事の方法を質問したインタビュー。結果として、作家それぞれの執筆の裏側が明かされることになり、ただ純粋に面白かった。執筆の方法も情報収集の手段も大きく変わった(増えた)けれど、いま読んでも、本質的なところは古びた感じがあまりしない。
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数人の作家の仕事の流れや心意気を記したインタビュー本。フランス現代文学の研究者なら喜ぶのだろうが、自分には全く刺さらず。こういうことを明かす作家はそんなにはいないので、話としては面白い。