青春群像劇、完結
2024/02/13 22:51
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投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
潮が舞い子が舞いにはさまざまなキャラクターが出てきます。それぞれの関係性が変化していく、まさに青春。色々な痛みを抱えながらも、変わりゆく関係性を楽しみ、時には苦しみ、過ごした日々。本作が描くのはどこまでもリアルで、そして非リアルな高校生たちの姿です。
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#本日の本 #潮が舞い子が舞い #潮舞
これで最終巻かー。もっと見ていたかった。
キャラたちがふざけあったり、しんみりしたり、お互い意識しあったり、一人で考えてみたり実に様々な表情を見せてくれて、それを見るたびにこちらも自分の学生の頃を思い出しり、様々な感情が沸き起こったり、見るたびに違った発見があるような漫画でした。
最終巻、風越くん多めで良かった。
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・唯一無二の読了後感情。
・101話、石黒正数「ネムルバカ」「木曜日のフルット」の表紙が!
・107話「女子ってあんなに大人な感じだっけ」「夜の私服女子を前にすると言葉ってこんなにも出てこないもんなんだな」>大人になってもそうだぞ!
・109話自転車ふたりのり「私は今背中になんて書いたでしょーか」「えーアホ?」「せいかーい」の犀賀さんのヘラヘラ笑顔と、次ページから始まる背中!……泣く。
・最終話、百々瀬とバーグマン……あまりにもリリカルで、泣く。
・カバーイラストはバーグマン……手にしているのは何の本か? 表紙イラストの見た目はミシェル・ウェルベック「プラットフォーム」っぽくなくもないが、裏表紙は新潮文庫っぽいんだよな……。瞑目する人物の顔って美しいし、読書するために目を伏せる人物の顔って美しいし、窓辺で感じられる風って美しいし、こんなに美しいイラスト、なかなかないぞ。それだけに書名を知りたい!
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最終巻読了後、読み終わった!楽しかった!という感情より、あれ、終わっちゃった....という、さびしさや切なさが強くて なんだか不思議な気持ちだった。全巻を通して雰囲気も絵もキャラもその性格も台詞も街も、めちゃくちゃ好きだった。けれど、キャラのどの部分を好きとかどのキャラがいちばん好きだとか、そういうふうに書くことができない。書くことが失礼だと思うくらいに、みんな好きだった。キャラそれぞれの背景だとか奥底に秘めた感情、異性への矢印なんかが明確にわかることはなかったけれど、なんかもう、いいやって気持ちになっていた。最高でした。