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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな商品の海外との価格差について、わかりやすく解説されていてよかったです。激安日本の良否が、興味深かったです。
タイトルに惹かれて
2024/06/30 21:04
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投稿者:ももも - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の値上がりやオーバーツーリズムやらで気になるテーマだったので手に取りました。
外国と比較した時の日本の価格の安さがわかりやすく説明されていると思います。
しかし、外国が住みやすいかというと各国も貧富の拡大等当たり前てすが問題を抱えており、完璧な経済状況の社会があるわけではないということも認識しました。
知らないことだらけ
2023/11/11 22:44
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ってこんなに、物価安いのかな、とびっくりしました。冬季長野オリンピックのころ、日本に来た外国人たちが日本の物価が高くて、お土産が買えないようなことを言っていましたけど。円安のせいでは?
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●なぜ気になったか
ちょくちょく目にする海外との驚愕の価格差。外国人には安くても日本人には安くない、行く末は日本人は買えない、は明らか。第5章の貧乏国で幸せをつかむヒントを特に知りたい
●読了感想
既知情報の羅列で、そうそうそんなこと言われているよね、と再認識しただけ。最終章の『「貧乏国」で幸せをつかむヒント』に興味があったのだが、苦笑いを誘う薄っぺらさで逆にそれが面白くもあった
#激安ニッポン
#谷本真由美
23/7/27出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
https://amzn.to/471fCdv
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加谷さんの『貧乏国ニッポン』を2022年に読み、本当に日本は世界でも有数の貧しい国に成り下がってしまったと残念な気持ちになったが、本書でもその認識を新たにすることになった。
清潔でサービスが行き届きそこそこに暮らせているのでどうしても実感しがたいが、どうしようもなく日本は落ちぶれてしまった。
安い物、安い服、安い靴で暮らすことはできる。でも本当にそれでいいの?
漫然と生きるのではなく日本という国であっても個人でどうやって稼ぎ、日本で暮らしていくかを考えなくてはならない。
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日本の安さの背景が紐解かれており面白く読んだ。
しかし、面白がってはいられない。自分の思う普通の生活を維持するだけでもヘトヘト。ここに、英語を学び、海外で通用するスキルや商機を今から身につけることを考えると気が遠くなりそうになった。そんな自分は完全に貧困層だ。。これからも物価高などなどに翻弄されて生きていくのかな。。なんて、超ネガティブになりながら読んだ。読んだタイミングの問題だな。
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<目次>
第1章 「ニッポン」の安さを日本人は知らない
第2章 転落しているのは「日本」だけ!
第3章 日本が売られる5秒前
第4章 なぜ「安い国」になってしまったのか?
第5章 「貧乏国」で幸せをつかむヒント
<内容>
まあ、わかっていたが、データで示されるとそれなりにショックである。国として対応が30年間できていなかったツケであるが、第5章に書かれているように、「日本の価値」を若者が早く見いだし、国外からでいいので(国内からよりも有効な可能性がある)、日本を変えていってもらいたい。ただし、物価だけ上がるのは勘弁である!
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日本がいかに経済的に世界で劣ってきているか、円が弱くなっているかを改めて学んだ。日本はイギリスの30年後を追っているらしいので、いずれ経済も治安もイギリスのようにひどくなるのだろうか…先が暗い…希望がない…。
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海外から見た日本について。20年近く物が安くて当然な社会に慣れていたが、実はそれが故に日本が停滞しているという警戒を促している内容だった。とても危機感を募らせるものである。
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今後のことを考えて吐きそうになった笑
前半は思ったよりも日本って他国に比べ安いんだな、とちょっとびっくりして、後半でそれを紐解いていくのだが、まあそうだろうな、という感じ。
自分が働いていて日々思っていることが書かれていた。システムの問題、これまでの日本の社会構造も影響していると思うけど、日本人の気質的な話が多くて、じゃあどうすんの?ってところは結局個人の話なんだな、って思った。まあそれがこれからのワールドスタンダードになるんだろう。
全部を鵜呑みにするわけじゃ無くて、
外国人の保険だったり、土地購入だったり、労働者だったりは、経済的にはあまり良くないのかもだけど、このグローバル化が進む世界で、自国民ファースト!ってしていくのは難しいのかな、とかも思ったり。もちろん、外国人労働者の賃金が安いままでいいわけないし、空き家とか土地が爆買いされてるのは問題だとは思うけど。
あくまでも考えるきっかけにする程度の本かな
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日本人の給料が安いことは、ニュースなどでも
とりあげられており、気になっていた。
日本は、物価が安い。
給料も安い。
それでいて、福祉を充実させるから、税金が高い。
経済成長がなされていない。
事なかれ主義により、過去と同じことをしようとして生産性効率に投資をしてこなかった。
さらに、日本は、海外の人が不動産を買いやすい。
また、健康保険もコスパがよいため、狙われる。
いろいろ山積みだが、
逆にやることやれば、伸びしろが大きいのでは?
と改めて思う
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いつの間にか日本が取り残されている感じ。約20年前に海外へ行ったときとは物価感覚が相当違うようですね。自分で海外の情報を手に入れるしかない。まず英語のサイトを見るところから始めようかな。できることからコツコツと。
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ニッポンをけなしたり、持ち上げたり、どっちやねん?
まぁ、けなす内容の方が多かったと思うが、価格とかGDPで転落しているからといって、安い国の中では、安い国だからこそ、ちゃんと安全に平和に生きている人の割合も多いんじゃないかと思う。
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バブル期を知っているだけに、この落差は計り知れない。
昨今のインフレもこの本を読んで、仕方がないかと諦めて・・・とはいえ、ぬるま湯につかった分の反動は大きい。
30年以上の修復はもはや難しいとしか思えない。
この先、日本はどこへ向かうのか、危うい未来である。
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日本は他の国に比べて大変”安い国”になってしまったのです。
なんかゆとりがなくなってきたなと思っていたら、まさか、こんなことになっているとは。
日本は先進国で、こまっている米国人よりまだまだ、豊かだよな。とおもっていたのに、
なんて、自分はお人よしなんだ。と考えてしまう本です。
そして、世界からの目線なんて、どうにも直せないじゃないか、とも考えてしまうのです。
気になったのは以下です。
・日本は今や「世界最安値」の国です。
・100円ショップがはやっているのは、日本人全体が貧しくなっており、お金を自由に使うことができなくなっているからです。
・スニーカーの最新モデルは、2,3万円しますから、若い人たちにとってもう買えない人が多いんです。
・IPhone14の販売価格は世界の中で日本が最も安いんです。しかし、日本人は、世界最安値のIPhone14ですら手がでません。安価なAndoroidスマホに変えるか、どうしてもIPhoneが欲しい人は型落ちの中古品や廉価版を買うようになっています。
・節約志向と言えば、聞こえはいいかもしれませんが、生活必需品すらも中古でそろえなければならないのです
・教育レベルや教養は中流のままですが、経済的にはだんだんと下流に転落している
・日本のインフラがどんどん劣化している。インフラの整備が今後も進まないことは想像に難くありません
・日本人は海外の人からみると、信じられないほど、低賃金で働いている
・欧州でも、日本が今、どんな国なのかを知っている人は多くない
・日本に近く費用が安いのが、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、デンマーク、ドイツ、イタリアなど社会主義色が強い国です。
・日本の平均年収は今や韓国より少なくなってしまっています
・主要先進国が非常に堅調な成長を遂げる中で、成長率の低さが際立っているのが、イタリアと日本なのです
・五公五民 給料は安いけれど、税金、社会保険料は高い国、それが日本の現状です。
・日本でも生活が苦しいと訴える人は多いですが、長い間デフレーションが続き、住宅価格が上がらないうえに生活費が安いのでまだはるかにマシなのです
・日本の医療は海外から見ると大変魅力的なのです
・医療を受けるためだけに日本に滞在したいという人がいるのも納得できます
・日本の物価が他の先進国に比べて安いということを、別の表現で言い換えると「インフレーション率が低い」となります。
・どういくことかというと、日本ではものやサービスの値段が30年間上がっていないということです
・日本の物価がなかなか上がらないのは、日本の会社がバブル崩壊以降お金を儲けられていないからです。
・日本の会社は自社の製品とサービスをたくさんのお客に売ることができていないということです。
・売れないのですから、価格を上げるわけにはいきません。価格を上げないとお客さんはさらに買わなくなるからです。儲かっていないので、働いている人の給料を上げることもできません
・新しい投資を行わないのは、日本政府によって保護されている保守的な業界です。銀行などのいわゆる「規制産業」は政府によって保護されていて危機感が乏しいので、新しいことをやろうとか生産性を上げようという気がないのです。
・その結果、今や日本の生産性は、アメリカの60%で、G7加盟国では最低です。
・日本経済が落ち込んでいるのは、「非正規雇用」の増加も大きな要因です。
・氷河期世代の人たちを非正規雇用にしておくことで、日本では消費が落ち込み、デフレ一直線になってしまったのです
・日本円がなぜこんなに弱くなってしまったのでしょうか。
・大きな理由は金利が低いからです。
・日本では長い間、日銀が「低金利政策」を維持しています
・日本と海外の違いは、労働時間の長さです
・他の国では15分でやる仕事を、日本では無駄なプロセスがあったり、細かいところまでこだわってしまっているので、1時間も2時間もかかることがあるからです
・高度成長期から、バブルが終わっても仕事のやり方をほとんどかえていません。だから、非効率なまあでインプットに見合ったアウトプットがだせないでいます。
・欧州の会社も、高い付加価値を生み出す組織ほど、オープンな働き方がどんどん主流になってきています。それに対して未だに年功序列で働いている日本企業が太刀打ちできるはずはありません。
・日本企業は、40年前の採用の仕方が変わっていません。
・DXが日本で進まないのは、なぜ。
・欧米ではプロジェクトごとにチームを構築していくスタイルなので、別の人間になっても仕組みが動くようにしなくてはいけません。
・それを一番安く、もっとも簡単にできるのが、ITを利用することなのです。
・一方、日本ではスキルの低い多量の人材を集める労働集約型のビジネスモデルなので、効率化よりもとにかく安い労働力を多量に投入することが優先されます。
・日本企業は全世界が戦国時代の状態であるににもかかわらず、鎖国されているふりをして、いまだに孤立した中でなんとか商売を回しています。
・政府は日本の労働集約的な仕事のやり方を根本から改善することなしに、とりあえず激安で働いてくれる足軽農民を外国人でもいいからどんどん入れてなんとかしようという短絡的な考え方をしています。
・これからは英語力がカギとなる。
・国内の労働人口は3つの階層に分かれていきます。
第1階層 海外や多国籍化するプロジェクトを担当する層
第2階層 日本国内で付加価値が高い知識やスキルを提供する層
第3階層 日本国内でお金を稼ぐ低賃金の層
・共通語になるのは、英語です。
・重要なのは業界や市場の情報をいち早く入手することです。でも、日本市場はどんどん小さくなっているので、翻訳される情報が少なくなったり、古くなったりしています。
・なので、今後の日本で生き延びたいとおもったら、最低限英語で原書や原文を読むスキルは必須です。
・日本でしか取れない資格というのは、海外の仕事には役に立たないと捉えられている
・日本のよさ:中国では日本人というのは、非常にきまじめで、嘘をつかないので取引がやりやすいという���とで有名です。
・停滞している日本に足りないのは、「やってみよう」「失敗してもいいから試してみよう」と思う挑戦心と思い切りのよさがある人々です
・今後有望なのは、IT×製造業。情報通信技術と製造業のハイブリットが伸びていきます。
・格差が広がると犯罪が増える⇒性善説に沿っていてはだめです。自分のことは自分で守るという意識を持たなければなりません。
目次
はじめに
第1章 「ニッポンの安さ」を日本人は何も知らない
第2章 転落しているのは「日本」だけ!
第3章 日本が売られる5秒前
第4章 なぜ、「安い国」になってしまったのか?
第5章 「貧乏国」で幸せをつかむヒント
おわりに
ISBN:9784838775194
出版社:マガジンハウス
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:1000円(本体)
発売日:2023年07月27日 第1刷発行
発売日:2023年09月15日 第3刷発行