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23/8/8〜
8/8『英語をください』
vol2の『沈黙のねうち』と似た題材
伏せ字の部分が雰囲気でしかわからないけれど、だからこそ主人公の置かれた環境がわかる
教育格差、運、そういったものに左右されない最低限の保証がほしい
作中の赤ちゃんの時代にはうまくいくのだろうか
考えさせられる読後感
8/15『メカくらり
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書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー「扉人」(小田雅久仁)と「英語をください」(アイ・ジアン)、リアルさに慄く「冬にあらがう」(宮西建礼)といったところが、印象に残った作品。創元SF短編賞を受賞した「竜と沈黙する銀河」を読めるのもよい。
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全部は読んでいない。GENESISが雑誌になって、ノリの良さが前面に出た感じ。これもまた良いな。
ゲラゲラ笑った青崎有吾さんのメカくらりは別枠として、高山羽根子さん、笹原千波さん、の作品が特に好きだった。
■笹原千波『手のなかに花なんて』
肉体を捨てて情報人格として生きることを選べる世界。花と料理と。
■柞刈湯葉『記憶人シィーの最後の記憶』
あれ、なんかいまいちだった。
■宮西建礼『冬にあらがう』
いつもの宮西さんの、高校生が静かに世界を救うモノなのだが、AIが絡んできた。私いまいちまだ人工知能なるもののすごさがわかってなくて。やっぱ人間その程度のことも考えるのやめちゃだめじゃない?検索エンジンと電卓だけでじゅうぶんだよと、思う今日。
■熊倉献『空中楼閣』(まんが)
ラストかっけー。
■高山羽根子『その場所の名前を』
ラスト直前シーン起こったことの解釈がまだできていないが、気になる要素たくさん(場所当てゲーム、これまたAIなど)。
■宮澤伊織『ときときチャンネル#6【登録者数完全破壊してみた】』
数学?理論?
■アイ・ジアン『英語をください』
言語を単語単位で取引できるようになった近未来。初めて見たアイデア。
■青崎有吾『くらり vs メカくらり』
遊び過ぎ!東京創元社IZAMファン多過ぎ!(面白かった)