紙の本
キーワードは「アウトプット読書」
2023/09/02 12:37
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は読書が好きです。
ただ、時に、買った本の数々をただ消費するだけの作業のようにも感じていました。
また、自分の人生の一部となっている≪読書≫について他の人はどんな意見を持っているのかも気になり、「読んだら忘れない読書術」を、そして今回新版となった「読書脳」も読みました。
本書の重要ポイントは、
「1冊を深く読む、いわば≪深読≫が読書の必要条件である」
「読んだら感想を話す、書くなどのアウトプットを1週間に3回は行う」
これらが自己成長につながる本の読み方である。逆に言えば、ただ読んで終わるだけの読書は時間の無駄、自己満足にすぎない。
この言葉にはぐっさりと刺されました。まったくもってその通りだ…と。本を買いまくり、読みまくっていた自分の感じていた空虚感はこれか、と。
加えて、同じく樺沢先生の著書「アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)にも同様の内容があり、これはもう本を読んだら感想を書くしかない、そうでなければ自宅の蔵書たちにも申し訳ないと一念発起(?)して感想を書くようになりました。
感想を書くためにはアウトプット前提でないといけないと考えると、確かに緊張感をもって読むことになります。しかし、それがどこか心地良い。また、文章を書くこと自体が癒しのワークになっているところがあり、それだけでも楽しいです。小さい頃から感想を述べる・書くことに苦手意識を抱えていた自分にとって、これは発見でした。
ただ、本書のノウハウで個人的にどうしても受け入れ難いものがあります。
それは、「本を汚く読む」ことです。
本の中の気づきにマーカーを入れたり、書き込みを加えることで脳の複数箇所を刺激し、結果として記憶に残りやすく、自己成長が加速する。
それ自体は本当にその通りだと思います。自分自身、参考書や問題集、学術書の類ならばマーカー入れや自分なりの要約などの書き込みはむしろ必要だと感じています。
しかし、
それら以外の本に対して書き込みをするのは自分が許せません。(笑)
こと小説においてはページが少し折れるだけでも心の中で発狂します。
言い訳を許してもらうなら、読み物としての本は中身のみならず表紙、見返し、スピンに至るまで、すべてがその本の語る世界を体現するための要素であり、もっと言えば本自体がひとつの世界だと思います。そしてそれを外から汚すなんてもってのほか、と感じてしまうのです。まあ、結局は自分が神経質なだけなのでしょう。
とは言え、まっさらな状態を保ちながらのアウトプットは確かに効率が落ちるので、現時点では気になる箇所に付箋を貼りながら通読し、すぐに再読してその箇所を確認しながら全体の流れを脳内で構築し、感想を書くという方法に落ち着いています。マーカー入れや書き込みに比べたらアウトプット力は小さいかもしれません。その手法で昔買って読んだままになっていた本を何冊か読み返しているところですが、いかに頭に残っていなかったかを思い知らされました。
ふと思ったのですが、感想を書いた後再読する際に付箋を剥がし、読みながらまたその時の気づきに貼っていけばそれはそれで記憶定着作業の繰り返しにはならないでしょうか。
あとは就寝前の読書で記憶固定化促進とスマホデトックスを兼ねることにしました。朝の目覚めも改善し、一石二鳥。
本書全体の要約についてはすでに「読んだら忘れない読書術」のレビューに書いたつもりなので、今回は自分なりに実践した内容も含め感想を書いてみました。これも「1冊の本から2つの記事を作り、アウトプット回数を増やす」ことになるでしょうか。
電子書籍
深く読む
2024/03/21 06:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
深く読むってどういうことかと思いましたが、読んだあと、その感想を話す、書くなどの行為が深く読むことにつながるのですね、あまりして来なかったです。思い出したのは、大学時代の推理作家志望者の友人。読むたびミステリーの読書記録取ってました。
紙の本
すごく気になっている
2023/09/23 14:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fks - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書して、その内容を自分に活かす方法という本はありそうでそれほどお多くないと思うし、まさに自分が求めていた方法論なのでなるべく早くで読んでみたいと思っている。
投稿元:
レビューを見る
『読んだら忘れない読書術』とほぼ同じ内容ではありますが、私にとって『読書革命』が起きた本でもありますので、今回も★5つを付けました。今回再度読んでみて前回とは違う文章が「なるほど!」と心に引っ掛かる所もあり、改めてこの本を読むことが出来て良かったなと思います。
読書術のいくつかは、現在進行系で続けています。
投稿元:
レビューを見る
自分の読書スタイルを見直すことができる本でした。
こちらの本を読んで取り入れてみようと思った読書術は2つ。
・百聞は一会にしかず読書術
ビジネス書を書いている著者の講演会、セミナーに参加し、著者の生の声を聴くというもの。
オンラインでは参加したことがあるのですが、会場参加はしたことがないのです。(子どもの面倒を夫に見てもらう必要があるので、参加しずらい)
せっかく樺沢先生のファンクラブに入っているので、次に機会があったら、会場参加にトライしてみようかな。(特権は有効活用せねば!)
オンラインとは違って会場特有の熱気も味わえそうで楽しそうです。
講演会、セミナーではないのですが、小説家のサイン会。こちらも参加してみたいですね。
実はどうしても参加したい作家の方がいるのです。
こういった機会があれば参加してみようと思います。
サイン会は紙の本ならではのイベントですね。
・分散投資読書術
選書するときに意識したことがなかったので、こういうのを意識して読書すると、成長スピードが速くなりそうです。
超短期投資 ネット情報、新聞等
短期投資 ノウハウ本
中期投資 仕事術、勉強術についての本
長期投資 思想、哲学、生き方についての本
上記4種類をバランスよく読んでいく方法です。
私の場合、中期、長期に偏っているんですよね。。。
超短期、短期も取り入れていこうかと思います。
どんな方が読んでも参考になるものがいくつか見つけられる本書。
何より先生が読書のメリットを熱く語られているので、読了後は読書を習慣化したくなること間違いなしです!
投稿元:
レビューを見る
アウトプットは読んでから1週間ほどで3-4回行うと記憶に残りやすい、今はXのみなのでもう少し増やさないといけない、あとはオススメ本もあり読書をより一層楽しまなくてはいけない
投稿元:
レビューを見る
知識と情報の違いとは?
1年前の新聞を読んで役立つことはほとんどない。これは情報、事実であり結果、事象だから。
1年前の本を読むと新たな発見もある。これが知識、エッセンス。
職場で要領良くデキるやつは、準備が出来ていてチャンスが来ると掻っ攫える。
頭の中に自分だけのキッチンスタジアムがあり、食材と道具を用意してある。これが無ければ、チャンスの時に買い出しから始めることになる。
脳機能イメージングを使った研究によると、言語情報は偏桃体の興奮が抑制され決断能力が高まる。
投稿元:
レビューを見る
直感で出版記念講演会に申込して早く届いたので、速攻読ませていただきました。
まずすぐできそうなこと3つ。
・私の普段の思考の仕方からすると、まず全体感をつかんでゴールと読み方を決める「パラパラ読書術」
・おもしろそう!って思ってワクワクして買うのにすぐ読まないせいで積読になってる→「鉄は熱いうちに打て読書術」
・いつも頼りにしているFPさんに教育費でも同じこと言われて実践したら心の負担がすごく軽くなったので本でもやってみます→「年間予算購入術」あらかじめアマゾンに予算の何割かを入れておけば、買い過ぎかなーやめておこうかなーと迷う時間もなくできそう
他にもこれやってみよう!という気づきがたくさんあったので3回に分けてアウトプットします 笑
投稿元:
レビューを見る
読書が好きでたくさん読んできたけど、記憶に残っていない本もある。この本は私の今までの読書を振り返り、これからの読書の形を変える1冊になりました。
記憶に残る読書、インプットだけでなくなアウトプットまで行う。わくわくする読書、読書に目的を持つ。たくさんの貴重なワードが詰まっています。
これからの読書が自分の人生を豊かにできるように、病んでしまいそうなことがあっても立ち直れる力を読書から得られるんだと思うと、読書ってすごいなあと思います。
いい本に出逢えました。
投稿元:
レビューを見る
2015年の『読んだら忘れない読書術』の新装版。読書をすることのメリット、スマホが時間を奪うもので無駄であるかを実感しました。自分でもスマホを触る時間が多いため気をつけたいです。特に「本を読んだ」とする2つの定義と、会いたい作家さんには会いにいく、アマゾン財布作戦が参考になりました。
投稿元:
レビューを見る
大まかな内容は樺沢さんの
「読んだら忘れない読書術」と同じようです。
基本的なメッセージとしては
本を読んだらアウトプットするということです。
目的を持って読書すること、目次で大まかな流れを掴むこと。
を意識してこれからも読書習慣を
続けていきたいと思います!
投稿元:
レビューを見る
おお!成る程!と感嘆する部分が沢山あった。
"言葉にはならない、言葉を超えた理解"という言葉に心動いた。
そして自分でも活用したいと思った。
心と心の対話。非言語的理解が如何に大事か、そして自身の知識のインプットに大きな手助けをしてくれるものであることの理由にも納得した。
自分の"好き""楽しい"のエネルギーを原動力にするのだな、ということを改めて学べた。
投稿元:
レビューを見る
SNSに本の感想を書く。
まさにこの投稿が読んだら忘れない読書術の一つで、楽しんで書き込んでます。
複数の視点で本を読むことの必要性に関しては、同じ本でも他の人の感想を読むことで読書力が養われると感じます。
最終章にはオススメ本が紹介されており、読みたい本を買うときの参考になるし、手元に置いておきたい一冊。
投稿元:
レビューを見る
『読んだら忘れない読書術』を読みたくて図書館で取り寄せていたらなんと新版が!何というタイミング!これは今買うしかないと思ってポチった(〃ω〃)
本の内容を忘れない「深読」こそ大事!
①メモやマーカーを惜しみなく使う!
汚く読む勇気必要!
②人に話す!
③目的を持って読む。ワープ読書もOK
④「百聞は一会にしかず」
→私は本を汚すことに抵抗があったけど、
それでは覚えられない!!
忘れたくないのなら、マーカーとペンを持つ勇気が必要だと思った。この本もマーカーつけた!笑
→私は、本のあらすじやおすすめを人に話すのが目標!誰かに聞いてもらいたいなあ。
投稿元:
レビューを見る
読書のモチベーションと質が向上しました。
AI時代こそ読解力が必要という内容に納得。
AIへの質問力と、AIの答えへの読解力を上げるためには、これからもまだまだ読書は必要になってくると思います。
また、新版ということで電子書籍の章が追加され、紙と比べてのメリット・デメリットが分かりやすく理解出来ました。
スキマ時間読書と寝る前読書、感想アウトプットの3点を習慣にしていきます。