紙の本
人類の進歩の歴史
2024/03/14 15:56
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今と昔では治療方法も投与される薬も違っていた。水銀やヒ素を薬と扱い、消毒の概念もなかった昔。科学の発展や経験則から様々な発見と進歩があって、現代の医学の発展がある。
外科手術をするのに麻酔もなければ、消毒もない、出血があっても輸血もできない時代を想像すると、怖い。
紙の本
「へぇ」が多い教養書
2024/03/07 16:18
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投稿者:タイガー - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりやすく、なんか同僚に教えたくなる本
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タイトルからは内容詳細まではわからず、読みたいまでの欲は出なかったが、目次をみたら欲がムクムク。知的好奇心を刺激されるそれぞれの項目、どんな内容か知るために読みたい
#すばらしい医学
#山本健人
23/9/13出版å
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/44ZJyVa
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前作に引き続き面白い。今の時代に生きてて良かった時思いつつ、人類のほとんどの時間はそれが当たり前だったのだなと思う。と、今の時代も当たり前ではないんだとすぐ分かる。
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以前、「すばらしい人体」を読んで印象が強かったので、こちらも読んでみた。
前作とダブる要素もあったが、現役の外科医としてリアルに分かりやすく語る話は、やはり興味深かった。
体の器官の仕組み、薬の開発に関するエピソード、外科医や外科治療、手術の歴史など驚くべき話が満載されている。
ただ、次々に紹介される薬や専門的な用語、内容についていけないところが多々あったのは否めない。
驚きが大きかった内容や印象に残った点を以下にメモしておく。
・胃や膵臓、肝臓などで作られる消化液は、体内で漏れると臓器を傷つける危険性がある。
・普通の飲食では一日あたり約9リットルもの水分が小腸~大腸に入る。(うち7リットルは消化液)そのほとんどが小腸と大腸で吸収され、便として排出される水分は2%以下。この多寡すなわち食べたものの腸内での滞在時間に応じて便の硬さが決まる
・脾臓は「なくても生きられる臓器」のひとつだが、免疫を担うリンパ節の親玉であるため、全摘すると、ワクチンが必要になる。
・マスタードガスから生まれた抗がん剤・アルキル化薬は細胞分裂を妨げることでがんの増殖を抑制するが、「細胞分裂の盛んな場所」に副作用を引き起こしやすい。
・毎日4000万人以上の患者が内服するコレステロール降下薬「スタチン」は、日本人農学博士・遠藤章が開発した。
・19世紀に、細菌が病気の原因になることが証明され、イギリスの外科医・ジョゼフ・リスターやによって「消毒」という概念が初めて提唱された。この時代に「麻酔」も生まれ、外科学上の革新的な技術によって手術で死亡するリスクは大きく減少した。
・1895年、ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲンが発見した「エックス線」は体内を可視化するという意味で革命的なものだった。
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現役外科医である著者が人間の身体の奇跡というべき精巧さとその脆さを人類の医学の歴史と共に紹介していく。
まず第1章では頭から下に向かって各臓器の大まかな機能を小ネタを交えて紹介する。
その後の2章では主に薬の発見、それがどのように体に作用するのかを見ていく。
3章ではいわゆる外科的処置がどのように発展してきたかを見ていく。
4章では最先端の医療技術を、第5章では人体を脅かす毒などについて紹介する。
普段なんも意識することなく生存活動をしてくれている自分の身体だが、こんなにも不思議な活動をしてくれているのかと感謝したくなる。
面白い本でした。
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良書。今回も、ヘェ〜、なるほど〜の連続。このシリーズは分かりやすいです。細菌やウィルスの発見と麻酔の二大発見発明と近年の体内の可視化。確かに医学が急速に進んだのは、この100年ばかり。幸せな時代に生まれたのかもしれません。この先も進歩が楽しみなのとともに、人体の不可思議さ、緻密さに敬虔な気持ちとなります。
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知ってることから、
知ってるつもりになってたこと、
あやふやだったこと、
知らなかったこと。
読みやすい文章で助かります。
どこから読んでも大丈夫なのも助かります。
図書館から借りたけど、
家に置いときたいので買います!
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前作が面白かったこともあり、続編的な本作も読んでみた。
約370ページと厚みはあるものの、難しくし過ぎない塩梅でどんどん読み進めることができた。身体のこと、病気のこと、医薬品のことなどは自分に馴染みのあるトピックだったが、メスなど器具の話はとても新鮮に読むことができた。
著者も書いているように、読むことで人体の凄さと脆さを同時に知ることができる一冊だった。
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医療の発達が分かりやすく、書かれていて、読みやすい。
一般に知られる医療言葉は、それを考案したり、発明発見した人の名前から来ていることが多いことを知り、先人医療者たち奮闘を感じる。
それにしても、つい100年ほど前は麻酔も消毒もなく手術されていたなんて、患者もお医者さんも恐ろしい時代だったのね。
現代の医療を受けられる時代に生まれて良かった(笑)。
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人体や医学の話が面白くまとめられている。一つ一つがとても興味深く語り口も軽妙なので読んでる時はほうほう、という感じで楽しめた。が、話題が多岐に渡っていることもあり具体的な内容を思い返すのが難しい笑
とりあえず人体は良くできている。医学は誤ちも繰り返しながらゆっくりと確実に進歩している。筆者やそのほかの医師、研究者には頭が上がらない。
さて、mRNAワクチンはどうであろう。過去のヘロインやラジウムうんちゃらと同じ末路にはならないか。人体にはまだまだ謎があり、ワクチンの原理は分かるし現状の科学では論理的に問題ないのだが。
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めちゃくちゃ勉強になった!
ど素人の私でもわかる文章の読みやすさ。
難しすぎると飽きるし途中で読みたくなくなるけど、一トピックがちょうど良いボリューム感でぐんぐん読み進められた。
これ頭に入ってると落ち着いて病気と向き合えるかも。
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病気のこと、人間の体のこと、薬品のこと
知ってる様で知らないことばかり
昔はどうだったのか、どんな事件があったのか、広く浅く…興味を損なわない文章でじっくり書かれている。
私が食べたものに含まれた油はどうしたら乳化して排出されるんだろう…なかなか面白い着眼点だ。
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著者は外科医で医療関係の本ですが、非医療従事者に向けて書かれていますので、専門知識は不要です。
それどころか、どの題材も「名前や存在は知っているけど、くわしくは知らない」といったものばかりです。薬や麻酔の歴史、現在使われている外科器具の秀逸さ、医療の黒歴史など、どの話も読み物として面白く、好奇心を満たしてくれる内容となっています。
やはり医療や人体に引かれるのは、自分の体に関係することだからなのかなとは思います。そういう意味では、興味がないという人はいないのではないのでしょうか。
この休みにビジネス書ばかり読んでも飽きるので、たまにはそれ以外の分野も、と思
い購入しましたが、読んでみて良かったです。
ぜひ前著や巻末にある書籍も読んでみたいと思います。
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前作『すばらしい「人体」』の続編。
作者自らが前作のアンチテーゼと言うように、人体編で書かれていた人体のすばらしさに対し、今回の医学編では人体の弱さと脆さに注目し、病との闘いぶりが書かれている。
人体編でも驚いたが、人間の体は本当によくできているものだ。そして人間はその弱さ故、様々な病気と闘ってきた歴史がある。学者はその歴史の中で、治療法を編み出し薬を発見してきたのだ。その病気との闘いは、偶然の発見や発明の積み重ねによるものであり、そのお陰で現在の我々は安心して医療にかかることができている。この積み重ねには感謝の思いがする。
前作と合わせて読むことを勧めたい。