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育ての母の再婚で新しく祖母となったからさん。まひろは煉瓦造りの素敵なからさんの家に住み始め、同じ下宿人たちと縁を結びながら、新しい人生に乗り出していく。
都合よすぎ、運強すぎというストーリー展開。でも気持ちの良い人たちが揃って暮らしていく様子は読んでいて安心でき、楽しい。
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まひろ、複雑で説明するのも面倒な家庭環境。血の繋がらない育ての母の再婚とともに、再婚相手の母、つまり義理の祖母のアパートで一緒に暮らすことになる。
素敵なおばあさんのカラさん、アパートの人たちと出会い、まひろの人生は鮮やかに色づいてくる。
自分の生い立ちを不幸だと思うとそこから抜け出せない。人の思いは、想像するより、その人を縛り付ける。ラッキーだと思えばいい。いろいろな苦難を乗り越えて今があるんだから。
いいねー、小路幸也ワールドだな。
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片親家庭とか未婚の母とか夫婦別姓だとかに対して必ず「子供が可哀想…」って言う人がいて、それを聞く度には?それ子供に聞いたの?って思ってたんですよ
周りが可哀想な子扱いするからなんか不幸なオーラに包まれちゃうけど、当事者はそれが普通だからさほど気にしてないのでは?と
まひろちゃんが幸せで本当に良かった
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複雑な家庭環境で育ったまひろが義理の祖母と住むことになるところから物語が始まる。からさんと、同居人達がとても温かくて、ユニークで。こんな方達がいるシェアハウスなら住んでみたいなと思ってしまった。小路先生の描く家族は複雑な事情を抱えていることが多いけど、自分なりに真っ直ぐ生きていて心が温かい人が多くて、読んでいて心地が良い。