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それぞれが適度に自分の都合も大事にしながら同居人たちも気にかけている感じが心地よかった。
伽羅の章も楽しみ。
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複雑な家族関係の中育ったまひろが高校卒業後に行き着いたのはからさんの家。
ちょっと出来過ぎ感はあるけれどからさんの家は憧れの家。そして取り巻く人達もとても魅力的。もちろんからさん自身が一番!
続編があるので読むのが楽しみ。
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読む順番を間違えたのが悔しい…
まひろが、どうして一緒に住むことになったのかが書かれてた
まひろを産んだ母親が、母親の再婚相手の夫の手によって見つかった
膵臓癌でもう余命わずかだから娘に会わせたいと探してくれた
娘に会いたいと言っていたわけではないが、いつもまひろの写真をロケットペンダントに入れて持ち歩いていた
まひろをどうして手放し離婚したのか
このままだと、子どもを育てられないし虐待してしまうかもしれない
子どもと夫を不幸にしてしまうかもしれないと悟り別れを決意
再婚しても絶対に子どもは作らないと決めていた
冷たい母親の印象しかなかったけど
母の葬儀の時に、唯一のまひろにとって血の繋がった祖父母に会う
祖父母に、別れる時に母は泣いていたと…
まひろにとって、意地悪なだけな母親じゃなくてよかった
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義理の祖母となった初対面の作家の家に住むことになったまひろ。
そこには個性的な人達が暮らしていた。
中盤までは面白くスイスイ読み進めたが
終盤ちとしんどくなってきた。
展開が、というわけではなく延々説明台詞が続くのが重たく感じたか。
既に続刊も出ているので、ここからどう動くのか期待。
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好き。
平和で安心して読めるお話はとてもいい。
それぞれ、一般人よりは才能に恵まれて生まれた人たちが、普通の感覚で、日々の生活を営む。その少しの余裕が、安心感に繋がる。
まひろちゃんの成長が楽しみ。
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東京バンドワゴンもそうなんだけど、登場人物というか、設定というかが豪華絢爛で突飛なんだけど、誰に対しても優しい作品を書くんですよね、この作家さん。
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文筆家で詩人で画家のからさんの家に集う、年齢も仕事もバラバラの人達。
其々が個性を持ちながら、遠からずも近からず繋がって生きているから面白いのかな。
ほのぼのとした読み心地。
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祖父母や、両親がいて、兄弟姉妹がいるのが当たり前な環境に育ったが、そうじゃない人も少なからずいて、家族とは何か?血の繋がりとは何か?そんなモノ本当は不要なのでは?と思ったり。
血の繋がりがなくても素敵な繋がりはあるが、やはり、血の繋がりの思いもある。
「人間ってね、たぶんほとんどの人がベターな方向性と可能性を探りながら生きていくものなのよ」
自分にとってのベストな選択が、他の人のワーストになるかもしれないから、人はベターな選択をして生きているから、人のことを考えずに、自分にとってのベストの選択する人はいたとしても、相手にとってもベストだと信じて、選択するには、人としての強さが必要で、覚悟がいることなんだ。
入院したものの暇な時間に読むには最高に心温まる小説。
失敗したのは、続きの「伽羅の章」があったこと。気になる…
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人の縁は不思議で素敵ものだと
愛するものを願う気持ちにも色んな形があるんだな。
心温まり優しさに包まれる一冊でした。
『伽羅の章』も楽しみです。
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複雑な生育環境で育ち、高校を卒業して就職が内定したが、その会社が倒産し、同じ時期に育ての母の再婚相手が北海道に転勤になったのを機に、その再婚相手の母(戸籍上では義理の祖母に当たる)三原伽羅(から)さんの家に住み、彼女の用をすることになった神野まひろの物語である。からさんの家には、似た者同士とも言える人たちが同居していて、まひろはさまざまな体験をしながら知見を広め、人間関係を築いていく。著者の物語なので、悪人は登場せず、みんなが互いを思いやり、自分の行動の先にあるものにまで思いを致して暮らしている。現実にはなかなか難しいことだからこそ、胸の奥があたたかくなるのかもしれない。
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久々の小路幸也の作品
いつもいい人や、優しい人が出てくる
今回も同じ
実の親を知らないまひろさんが、まっすぐに生きていくお話
ここに出てくる出演者
今後どのように出現するのか、楽しみだ
昨年の8月に初版された。
次は伽羅の章らしい
まひろさんを取り巻く人々が、どんな生き方をしてきたのか?
それを読み解くのが楽しみだ
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主人公のまひろさんを囲む周りの人々がすごく温かくて、誰も悪い人がいない小説だった。読み終わったあと、こちらの気持ちも温かくなる。皆が皆、お互いを大切にし合っている姿がたまらない。
丁寧に良い意味で淡々と日常が流れていく話。
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高校卒業と同時に、育ての親の再婚で血の繋がりない、名義上祖母と同居することになる、まひろ。初めの事だらけだが、素直な性格で同居人とも自然に馴染んで生活できる。読みやすい本
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いろんな環境下を過ごした人たちが集まる、
からさんの家。ありのままのその人を受け入れ、上下関係とかなくお互い助け助けられ。世代が違っても、人は関わることでそんなふうに生きていく。一気に読み進められた物語。
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不幸な生い立ちも小路幸也の手にかかれば皆ハッピー!・・・平和だ。闇金のオッサンもいい人。「兄貴」も昔は㋳だったらしいが根っからの悪人ではないようだ。顔も覚えてない生みの母親が再婚した相手も社長で器の大きい善人。いいのか。こんなに良識のある人ばかりで。人間関係に悩まなくて羨ましい世界である。でも安心して読めるから時々、読む小路幸也の小説なのである。