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お笑いコンビ見取り図のリリー作。
おばあさんに拾われなかった桃のいく末。
人の幸せの度合いは色々だ。
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見取り図・リリーさんの絵本。
Amazon Audible『本ノじかん』にゲストで来ていただいたので、拝読。
————紹介とあらすじ(公式より)————
「もしも桃太郎の桃が鬼に拾われたら?」
みんなが知っている童話「桃太郎」のだれも知らないアナザーストーリー。
「おにと くらせて ぼくは しあわせだった」
桃太郎と鬼のあいだに芽ばえるまさかの「愛」にきっと誰もが涙する——!
美大卒のお笑い芸人が描きだす
子どもはもちろん、大人も楽しめる、懐かしくて新しい童話えほん。
テレビ朝日で深夜放送中「見取り図じゃん」から生まれた
リリーの絵本プロジェクトが遂に完成。
キングコング・西野亮廣さんに教えを請いつつ出来上がった話題沸騰の一冊。
(あらすじ)
おばあさんにひろわれるはずの桃は、川をドンブラコ、ドンブラコとながれていました。
ところが病でおばあさんが倒れてしまい、そのまま桃は川をながれることに。
やっとのことで桃がたどりついたのはなんと「鬼が島」!
鬼にこん棒で桃を半分に割られ、絶対絶命!? と思いきや、桃から生まれたのは、桃がくさったせいで顔が赤くなり、こん棒のトゲが頭に刺さったせいでツノの生えた、すっかり鬼みたいな男の子。
こうして、鬼に「おにたろう」と名づけられたその少年の鬼が島でのくらしははじまったのです。
しかも、その生活は鬼の愛情にあふれた「おにたろう」にとってかけがえのない日々となるのでした。
————感想————
まず昔話『桃太郎』の桃はたまたまおばあさんに拾われただけで、もしもほかの誰にも拾われず、ただ流れていった場合はどうなる!? という視点が面白い。
その桃が鬼ヶ島にたどり着いたら、という二次創作だが、まさかの絆や愛のお話へ。
ほっこり温まる+実の親と育ての親について考えさせられる。めちゃくちゃ心温まる一冊でした。
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図書館にて読了。
話題の絵本だったのでとても気になっていた。
リリーさんのデビュー作とは知らなかった。
もしも、ももたろうが鬼に拾われていたらという話。
最初はイラストに惹かれて読んだ。いい鬼と悪い鬼がいることを人間と同じであることを気づかれる作品。
「おにたろうは鬼とくらせてしあわせだった」という意味を初めて知った。確かに人の幸せはそれぞれだなと思い知った。最後はほっこりして終わりだった。
たまに読みたくなる絵本だった。