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光殿の意外な正体から、名のある武将らが登場してきて、話は予想してない方向に転がりだす。
担がれてるのか、はめられてるのか、そういう性分なのか。
弥四郎って序盤そんな強くなさそうだったよな?と思うほどの後半の成長。
仮に実際にこういう史実だったとしても、それはそれで決して語られない物語だったろうな、それを見れて良かったとも読後に思えた。
19冊目読了。
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剣豪小説。弥四郎のキャラがいい。人間的で自由を求めて、自分の気持ちのままに行動する。そしてなぜか不死身。後味スッキリ。
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いくつもの物語が大きな 1 つの物語を構成して、なんともぜいたくな内容だった。もちろん、剣の 描写も good
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宮本武蔵と同時代の剣豪雲林院弥四郎を描く剣豪歴史時代小説。
雲林院と書いて「うじい」と読むことすら知らなかった主人公の弥四郎が実在の人物であることも驚きました。
もちろん、歴史資料に残っている記述があるとはいえ詳細はわからないと思うので、エンタメ的小説が作りやすかったのだろうとは思います。
新当流も新陰流も実在の流派だし、大名の細川忠利が副主人公格でその兄興次や後に召し抱える足利道鑑や息子の左京、商人の浜田弥兵衛なども実在の人物で、タイオワン事件なんて知らなかったので勉強になりました。
著者の博識ぶりには驚愕です。
キリスト教関連だと最近読んだ伊藤潤の「デウスの城」にもつながるものがありました。
ただ、タイトルが残念すぎでした。