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著者は50年に渡って投資の世界で生きて、数多くの著書を世に出している。
インフレからデフレへ向かい、現金を持っていても価値が減っていく。
2023年からはチャンスの年になると述べている。
投資を行う上で重要なことを以下のように説明している。
ひとつひとつの判断の成否ではなく、自分なりの考え方をもつことだからです。自分独自のシナリオをもつことができれば、たとえ一時的に負け越してしまったとしても、軌道修正を重ねることで勝ちに持っていくことができます。
そのために投資の「知識」と「実践」が必用となるので、講義形式で進めている。
所々で個別銘柄をテーマごとに紹介している。
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コロナバブル後の世界について、日本は「いい湯加減」と表現している。
その理由について、日本は欧米と違ってデフレが長く続き、「水風呂」のような湯加減だったと述べている。
それが金融緩和という「熱湯」を注いだのが「コロナバブル」だったが、日本は水風呂だったので、期せずして「いい湯加減」になったとも述べている。
実践編では、どういうポイントで買ったり売ったりすれば良いのかを説明している。
投資にはリスクはあり、「絶対儲かります」なんていうことはないのは、歴史が証明している。
それでもデフレになり物価がアゲアゲになっているので、投資と向き合わないと資産形成ができない。
「ゲンキン真理教」の教祖様の言う事を真に受けているとチャンスを逃してしまう。