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・聴く:without ジャッジメントで、意識的に耳を傾ける行為
・相手の言動の背後には肯定的な意図があると信じている
・聴く力は「なんでも話してもらう力」と「解像度を上げる力」にわけることができる
・自分が肯定的意図を持てるのは、自分が認識・共感できる範囲に限られている
・肯定的意図という信念を持つということは、つまり異なる「意見」をぶつけ合う前に、お互いの「意図」を交換し合おうという意思を持つことだ
・非言語スキルの上級者になると、相手よりもその世界を味わってしまう。楽しい話を相手がしているときに、自分のほうが楽しんでしまう
・同じ言葉を使う:目的は相手が主観的な世界から抜けないこと
・「なぜ」を受け取る相手は「正しい答えを言わなければ」「この人が納得する答えを言わないと」と感じやすい。一方で「なに」という問いは、一緒に考えようとしてくれていると感じる。「あなたはなぜそう思うのか」→「あなたの中の何が、そう思わせているのか」
・人間は「脳内にイメージしたものを実現しようとする」生き物だ。「駆け込み乗車はおやめください」と、言葉としては否定語がつかわれているが脳内には駆け込み乗車をしているイメージが浮かんでしまう。すると、身体はそれを実現させたくなってしまうのだ
・当たり前だと思って注目していないだけで、実は望ましい行動をしている時間のほうが長かったということは往々にしてあることだ。その時に感謝の意を伝えることで発生頻度が高まる
・自分の肯定的意図を、まず、ちゃんと聴く。
・「一般的には」「普通は」「客観的に見たら」「みんな」「ほかの人も」といった言葉が浮かんで来たら、自分の意見がいかに正しいかを、それらの言葉を利用して説得しようとしているケースが多い
・自分自身のバイアスを疑い、選択する表現手段を変えることでしか、関係は変わらない
・失敗を前提として取り組みながら、アーリー・スモール・サクセスをたたえあえる仲間を作る
・今できているか否かよりも、今よりも良くしようと意識し、努力し続けることを大切にしていこう
・テイカーがネットワークを築くと、決まった大きさのパイからできるだけ多くの利益を自分のために奪おうとする。ギバーがネットワークを築くと、パイそのものを大きくするので、だれもが大きめのひと切れをもらえる
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自分の中の多面性を認めてあげる。
脳内にイメージしたものを実現しようとする。
最初の5秒は聴く。
自己理解と他者理解。
これを理解し意識して傾聴する。
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コミュニケーション系の本は数冊読んだけど1番良いと思う 本のタイトル「まず」、「ちゃんと」「聴く」についてしっかり細かく説明されたことで技術的な言葉やスキルよりも、聴く側のあり方、姿勢についてがとてもわかりやすかった。すぐ実践できそう。
まずメモしながら一回読んだ 肯定的意図と非言語情報のスキルについて理解 上級者ぽいところは流し見程度 さっそく職場や家族との会話で取り入れてみたい
なぜ自分にこれだけ響いたのかというと、ポッドキャスト『コテンラジオ』番外編でゲスト出演された篠田真貴子さんの回を聞いたから
聴く力気になる!聴く系の本読んでみよと思いソッコーで本屋へ 「聞く」や「聴く」でたくさんあってどれ買えばいいかわからん!と思いブクログで良さそうな本を検索 なんとちょうど篠田さん推薦でコテンラジオにも出てきたエール株式会社代表の本が見つかった!買うしかない
本書の「刊行に寄せて」でも篠田さんが冒頭文章を書かれている
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Listenを翻訳された篠田真貴子さんの訳し方が英語的でもあり、村上春樹のような完全に解釈を村上春樹にしていくのでもなくすごくいいなと思ったので、篠田さんを追って行ったらたどり着いた本。
ちゃんと、、これはWithoutジャッジメント、つまり判断、分析、などを入れることなく、聴くこと。もう一つは、この態度で会話に臨むには、実はものすごく体調と心の持ちようがヘルシーである必要がある。相手と同じ体験を聴きながらしにいくのだから、体力と精神力を使う。「しちゃったんだね」じゃなく、「したんだね?」と事実をそのまま受け入れる。なんで?俺らなら、、等々は論外の反応だ。当たり前のことながら、本当にこの2つが本当に大事だと感じる。
ただし、ここからはテクニックとしてはどうかと思うところもある。火に興味があるですよ、に対して、そうなんだ、火に興味があるんだ?。これは、デスクトップでは成り立つが、実際には繰り返しというテクニックで、相手がいうことを鸚鵡返しのようにしていくスキルのことだが、実践してみると、こんなウザい人はいない。例えば、、マジか!とか、それは結構原始的なところに興味を持っているんだね、などある一定の判断、分析、を伴っている回答でないと、こいつ鸚鵡返しか、、、となるからだ。特に男女の脳の違いから、女性はこの鸚鵡返しを好むようだという研究もみたことがある。これを共感しているととる。結果、なんでもない会話を、ただただ共感し、聞いてくれたらいいのに、なんでソリューションみたいなことを言ってくるのか?という女性から男性に当てられる不満。そういう男女の脳の機能の差なんかも、あってよかったかもしれない。
もう一つは、聴くための前提条件。身体・感情・感覚(フレグランスなど、五感の整い具合)の3つが整わないと、いけないという。1 on 1 ミーティングを大事なプレゼンの直前に入れないことなどがあげられている。実際、そのようなスケジュールで組んで行っても正直回らないので、実体的にはそれぞれのミーティングの準備をしっかり行なっていれば、あとはそのミーティングに集中するという態度と環境づくりが大切だったりするのだが。
これも面白い考察だと思ったが、昔はよく先輩や上司と飲みに行った。だからこそ、怒鳴られても、怒られても、本気で向かってくる上司に対して、本気で答えようとしていた。これは、聴くという行為を、飲み会含めたトータルの場で、聞いていたからではないか。また、その耐性もまた、本気で仕事をすることでついて行った可能性がある。今は、1 on 1 を推奨し、とにかく聴く姿勢を取れと言われているし、強く言ったらすぐパワハラになる。上司は、聴くという場がなくなって、コミュニケーションが取れないからこそ、怒ったり怒鳴ったりすると、パワハラ認定だ。昔の、聴くスキルは、上司に備わっていた可能性があるというものだ。ダメなものはダメ、叱り反省させる。これが成長につながるとはいえ、その前提に信頼関係がないといけない。
十回に一回の良いところを褒めて、感謝する。たまにしか皿を洗わない子に、洗った時にいつも本当にありがとうと伝えると、皿を洗うようになる。なんで洗わないのか?と詰問すれば、やる気は失せる。
Withoutジャッジメントで、まず聴く。判断、分析、評価を入れることなくただ聴く。Listenをロジックで支えるような本になっている気がしたが、一方で聴く側に回ったが最後、発言することさえできないくらいずっと喋られるアメリカで、一体この概念を理解できる人がいるのだろうか。
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書籍紹介サイトで興味持ち、購入。
「まず」、「ちゃんと」、「聴く」と、それぞれ分解して始めに説明することで、全体像を示していくのが丁寧に感じる。聴くをちゃんとできた先に話すがあること、小手先の言葉のテクニック学ぶ前に意識することがあるなど、読んでいて個人的に納得感が高かった。
聴くが『without 自分の考え』という姿勢を、まず意識しないとな。
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・受け答えの選択肢の一つに「聴く」を加える
・相手の言動の背後には肯定的意図があると信じる
・何でも話してもらう力を高める
・10回中1回できたことを価値づけられるか
・相手の話をともに体験しようとする
・問いを「なぜ」から「なに」へ
私自身も、上記のようなことができていないから
この本を手に取っているわけですが、
世の中を見回しても、
「聴けない」人は本当に増えてきていると思う。
それは、その根源は、
「聴ききる」だけのゆとりが足りない社会、
「聴けない」環境にあるのではないかと、切に思う。
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ポイントが体系的に書かれており、読みやすくかつ分かりやすい。「聴く」ことは単なる受け身の行動ではない、「聴くことは与えることなんだ」と気づかされる。
特に印象的だったことは以下の3点。まずは、これを実践してみようと思う。
①「聞く」はwithジャッジメント、「聴く」はwithoutジャッジメント
②「肯定的意図」という信念を持つということは、お互いの「意図」を交換し合おうという意思を持つことだ。多様性を認め合うことにつながる。
③疑問詞を「なぜ」から「何」に。(「なぜ、そう思うの?」ではなく、「何が、そう思わせるの?」)
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聴くとはどういうことか?どのような効果をもたらすのか?
→聴く力=聴く技術(あり方×やり方)×コンディション=何でも話してもらう力×解像度を上げる力
→あり方:信念、やり方:非言語スキル×言語スキル
→信念と非言語スキルは何でも話してもらえる力に寄与、言語スキルは解像度に寄与
→聴く時に有効な4種の質問
1、展開:他には?
2、具体化:っていうと?もう少し教えて?具体的には?例えば?
3、抽象化:要するに?つまり?
4、俯瞰:言ってみてどう?
→今できているか否かよりも、今よりもよくしようと意識し、努力し続けることを大切にしていこう
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「聴く」とは何かを論理的にわかりやすくまとめてくれている。それは単に表面的に黙って聞いているということではない。肯定的意図という信念をもって、相手の関心事に関心をもち判断をいれず(withoutジャッジメント)に聴くということだという。そしてその信念(あり方)と非言語・言語によるスキルを使って初めて聴ける組み立ては、納得感しかない。そして、聴いているだけではコミュニケーションは成立せず、伝えるということについても深い洞察が語られている。まずは「聴く」ことからはじめたいと思った。
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【なぜ】「聴く」ことが苦手だと感じていたため改善したい気持ちから一読
★5.0の5点
【どう】終始、素晴らしい内容。自己啓発内容も込みで素晴らしい。
5章までの内容は何度でも振り返りたい程の深い内容。
6章以降はいわゆる自己啓発の極み。全くの同感であり、私も価値観から仕事のビジョンが見えてきた1人。
これまで自分から伝えることしか出来てなかったと反省。相手と同じ景色を見に行くことを実践したい。
【学び、備忘録】
・「駆け込み乗車はおやめください」→「次の電車をお待ちください」 日頃から前向きなフィードバックを意識したい
・展開→具体→抽象→俯瞰
・「なぜ」を「何」に置き換えてみる。一緒に探そうとする姿勢。
・スキルとコンディションの話における、自転車の例は秀逸(p.144)
・相手の関心ごとを探りに行く
・このご時世にも厳しさは必要。個人的には「信頼」があれば厳しさは問題ないと考えていたが足りなかった。「動機」でもいいのか。
・「注目する切り口」を変える
・教えることで相手に与えられる価値が昔に比べ相対は的に小さくなっている
・価値観からビジョンでもいい。
【理解が足りない】