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六本木のシネヴィヴァンで観たノスタルジアetc.
同じ時代を生きてきたのだと感じると同時に
彼の紡ぐ言葉や音楽に、もっと触れていたかったと。
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今年はどうしたって坂本さん関連の書籍を手に取ることが多くなってしまうのですが、読むたびに新しい発見があって驚かされます。
坂本さんが亡くなったのが3月28日で、この本の終盤に収められている鈴木正文さんとの対話の日付が3月8日なのですが、この対話の中で垣間見える坂本さんの読みたい本や見たい映画、聴きたい音楽についての尽きることのない好奇心にはただただ圧倒されました。
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ブレッソンの回だけでもかなり衝撃を受けた。知的好奇心と自分に合う合わないを選別する嗅覚、共通項を見出すセンス、自分を信じきってるいること、それ以外の何にも興味はないことが伝わってくる。
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坂本龍一さんの書評集であり、思考、思索の記録の様な本。
静かな語り口で綴られる文章は、穏やかで誠実でのびのびとしている。そして知的好奇心に溢れている。
いい本。
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いったい教授とは誰だったのか。この本は実に親しみやすく、間口の広い1冊だが読めば読むほど教授という人がわからなくなる。時間や生命、音楽や文学に関して該博な知識と旺盛な好奇心を持ちその内的必然に実に素直に従って動き続け、最後の最後まで衰えを見せなかったそんな教授の「深さ」が見えてくる。ぼく自身、この本を通して教授を学び直したいと思ったクチなのだけれど結局「よくわからない」で終わってしまった。ただ単に短絡的に「ブックガイド」や「本好きの本」とレッテルを貼ることを拒ませる何かがこの本には魔力としてあるように思う
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読んでない本が多く、入るにはもう少し時間がかかりそうです。都内にある坂本図書いってみたいな。夏目漱石から、まずは読んでみようかな
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本を読み続けると、いろいろなものがつながっていく。様々な言葉と坂本龍一さん、彼を中心に、またまたつながる人、たくさん。坂本さんの図書室には、この本たちもそうだけど、坂本さんが新たなジャンルの基礎知識を得ようとしたときに参考にしたと思われる本も多くあった。自分は音楽を介してつながることはなかったけれど、彼亡き今、ファンでもないのに本で繋がったのはふしぎな縁。あとがきもやさしいなと思う。
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坂本龍一の愛読書をエッセイとともに紹介した本。知性と感性と品格が交錯した文章に、やっぱり凄い人だなと思った。
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知見の深さが蔵書の幅広さからも感じられる。とても興味深い。まだ難しい作品も多いがチャレンジしていきたい。坂本図書より
サコ学長「迷惑を掛け合えるか」「ダラダラする」
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坂本龍一さんの読んできた本を図書室として開放しているそうです。(1回10人一人三時間まで)
坂本さんの読んでこられた本が載っています。
私の知っているのは、
夏目漱石『夢十夜』『草枕』。
グレン・グールドが『草枕』を好きだったことを言及されています。
全集買いした作家は太宰治と夏目漱石。
吉本隆明の影響も強かったそうです。
映画は小津安二郎『秋刀魚の味』。
黒澤明『生きる』『羅生門』。
大島渚『戦場のメリークリスマス』はボウイとのキスシーンが「映画史上最も美しい」とベルトリッチに言わしめたそうです。
アンドレイ・タルコフスキー『ノスタルジア』。
私も観たけどわからなかった。
そしてまた
九鬼周造『時間論』
奥野健男
中上健次
ミヒャエル・エンデ『モモ』
石川淳
そしてやっぱりバッハがお好きで
「毎日弾き、聴いても飽きることはない」というのは私も同じですごく嬉しい。
安彦良和「ライディーン」の語源はアニメの「雷電」だったとは。
頭脳明晰な方の思考はこういうものかと思いました。
鴎外と漱石論も面白くて全部読みたくなるけど私には難しい。でも『草枕』『行人』買いました。
私の理解の及ぶ作家名だけ出しました。
この他にも時代の先端をゆく難しい科学者や作家の名前が数多く挙げられています。
「芸術は長い、人生は短い」
この言葉を坂本さんはこの世界の人々に贈って旅立ったそうです。
この本、図書館で借りたのですが買えばよかったと読んでから思いました。