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表紙に1万5528島の成り立ちがまるわかり!とある。が、特色ある55トピックの島を見開きで、3D地図や写真をつかって説明し、それぞれの地形、交通、歴史、産業、文化に迫る。昔の鳥観図などもいくつか載っていたりめくっているだけで楽しい。
統計として
・日本の島の数:15,525島以上
・島の多い県:長崎県1,693、北海道1,585 鹿児島県1,415
・離島にある高校 65校
人口の少ない島11を紹介。面積、人口、標高を記し写真も付けてある
人口は1人、2人、3人、4人、5人、7人、12人といったところ。
また自治体としては伊豆諸島の青ヶ島村が157人、113世帯(2023年6月)で日本一人口の少ない村となっている。
島の定義
・島は水に囲まれた独立した陸地、が基本定義。大きいのを大陸、オーストラリア大陸より小さいのが「島」。世界最大の島はグリーンランド。本州は世界で7番目に大きな島。
・日本の有人島は約420島。
・大陸から分離した島を「陸島」、一度も大陸とは接したことのない火山島やサンゴ礁島などを「洋島」
・広い範囲に島々が分布するのを「諸島」、比較的狭いものを「群島」、列状に配置されているのを「列島」、ひとつだけ孤立しているのを「孤島」
例えば
「南西諸島」⇒「薩南諸島」→「吐噶喇列島」
→「奄美群島」、
⇒「琉球諸島」→「尖閣諸島」
→「先島諸島」
2023.11.10初版 図書館