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服部文祥ファン待望の本だが、犬が書くわけではないのでいままでの本に書いてあることがほとんど。それでもファンとしては嬉しい。
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猟師として鹿を追ったり、食料を現地調達しながら登山をしたりという著者が、山旅の相棒として飼い始めた犬のナツ。北海道の知人の家で野良犬が産んだ3匹の犬、横浜から日帰りで北海道へ行きもらってきたのがナツ。なるべくリードを付けずに、自由に裏山を走らせる。他所の家の敷地には入らないように言い聞かせる。鹿猟に連れていき、共に鹿を追う。普通に家庭で飼われている犬からは想像を絶する。犬も著者を相棒でありボスであると理解しているとしか思えない。
現代社会では、なかなか実現できない犬との暮らし方のスタイルではあるが、共感を覚えた。
カヌーイストの野田さんと犬との関係に似ているなぁ、と思いながら読んでいたら、著者は野田さんとお知り合いだった。やっぱり!と思ってしまった。
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久しぶりの一気読み。
つい最近、Xで、阿蘇を服部さんと旅している最中のナツが行方不明となり捜索する書き込みがたくさん流れてきて、初めてナツと服部さんの存在を知った(ナツはその後無事に服部さんの元に帰ってきている)。
ペットではなく「相棒」としての犬。私が小さい頃、犬の放し飼いが普通だった頃、子供にとっては「相棒」だったことを思い出した。
犬と共に大自然を旅し、狩猟し、畑を耕す暮らし……「生きる」とか「暮らす」とか、深く考えさせられる本だった。