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完全に知識0の方が投資の基本方針を定めるのに役立つ本です。
また、最近円安が進んでいることを考慮してか、外貨を使った投資手法についても触れられています。中野氏らしい堅実な見解です。
私自信が外貨積立、外貨預金について懸念していたことが本書で言語化されており感動しました。
ただ、おすすめ9銘柄についてはちょっと考えさせられます。ご自身の経歴もあってか、アクティブファンド肯定派なのでチョイスについては賛否分かれるかもしれません。
ファンドや証券会社での勤務経験のある方はアクティブファンド肯定派ですが、彼らの主張の根底には
①将来的にもインデックスを上回り続けるアクティブファンドは確かに存在する。
②そのファンドを見抜く選球眼がある。
という認識があります。立場上アクティブファンドに否定的な見解を示しにくいのかもしれません。
一方、否定派の見解は
①アクティブファンドの9割は長期パフォーマンスがインデックスに劣る。
②残りの1割の少数派を正確に見抜く再現性の高い手法が確立されていない。
③アクティブファンドはインデックスファンドよりコスト高である。
というものです。私は選球眼に自信がなく、本書などを通じて専門家の勧めるアクティブファンドを思考停止して購入するか、インデックスファンドだけを選ぶかの2択になります。
私は自分の投資判断を他人に預けることや、自分が運の良い少数派に就けると楽観的に考えることが出来ません。
長期の成績予測よりも、確実に徴収されるコストに気を配った方が精神的にも優しいと考えます。
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・ファンド・オブ・ファンズに注意
・どこで買うではなく、何を買うかを決めて、それを買うことのできる金融機関を探す
・人気ランキングと運用成績ランキングは連動しないので当てにならない
・6つのつみたて選択基準
国際分散投資
国内資産比率は3分の1以下
日本株が入っていること
為替ヘッジなしのもの
純資産総額が100億円以上のもの
ターゲットイヤーファンドは外す
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つみたて投資枠で持つのは1本。
これがすごくわかりやすい。
日本は少子化に伴い労働力が落ちることから経済は衰退化することなど理にかなった説明が多い。
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経済やお金のこと、投資など勉強したことがなくて分からない言葉があることが悔しかった。しかし、自分自身が「知らない」ということに気づけたことは良かったと思うし、新たな学びの扉を開けたと思う。お金に関する関心が高まったので、今年はこの分野に注力したいと感じた。
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2024/04/21:読了
これから投資信託を始めるという人には、全体状況を知るのに参考になる。
投資信託も、
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
eMAXISSlim米国株式(S&P500)
の2つが、飛び抜けて人気化しているので、9本とか選ぶのも、大変だなーと思う。
9本のうち、2本はセゾンのアクティブ投信が一覧表にあるだけで、本文の説明では作者が関わってない、残り7つの説明している。
7つのうち、4つが全世界株式型。
ただ、7つのうち、どれを選ぶかを考えるのも大変なので、ほったらかし投資術の山崎元さん、水瀬ケンイチさんのように、「eMAXISSlim全世界株式」で良いと言い切ってもらうのも助かると思う。
投資初心者はまずなにを買えばいい?…経済評論家・山崎元さんがすすめていた「たった1つの銘柄」 | THE GOLD 60
https://gentosha-go.com/articles/-/58263
【まとめ】低コストインデックスファンド徹底比較(24年3月末)【全部入り】 | 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
https://randomwalker.blog.fc2.com/blog-entry-5155.html