歴代天皇の御製集 九十五方の御歌を読む みんなのレビュー

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投稿者：光る君へが好きな二児のママ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史関連の読書をしていると、たまに御製が出てくるけれど、ふりがなも訳も無いことが多くて、「書いててくれたらな・・・」と思うことが多いです。
この本だと、初学者向けっぽく、いろいろ丁寧に書いてくれていて、読みやすかったです。

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投稿者：オタク。　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最近刊行された類書のように明の皇帝を「明主」と表記するような事はしていないし文体も読みやすい。光厳天皇と北朝の歴代には院号で表記しないで取り上げている。しかし「支那事変」はコミンテルンの「謀略」で日本が巻き込まれたとあるのには萎える。昭和天皇を名君と書きたいのか、それとも「赤の謀略」に引っかかった暗君だと暗に書きたいのかが分からなくなる。もちろん明治の御代に韓国併合を書かない。後鳥羽天皇の践祚は安徳天皇の入水で始まったかのような本文だが年度は後白河院の院宣で践祚した年度なのは矛盾しないのか？