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心理カウンセラーが描く、不思議な癒しの小説。続編。
ただ読み流すだけでも、いい。心が、スーッと、軽くなる。
この表紙の浮遊感が大好き。また、夏目ちゃんに出会えた!って感じたもの。
再び出会えて嬉しいよ。
前作では心が痛くなるような家族からのあまりにも酷い夏目への仕打ちの描写があり、そのくせ後半ではガラリと変わり、あまりにも昔のホームドラマみたいな展開になってしまって、そりゃ夏目には幸せになってほしいけどなんだかなー、と腑に落ちない気持ちを実は持ち続けていたんだよね。今作ではそのあたりのからくりめいたこともしっかりと語られているのが嬉しい。
そうです。前作ではまだ、夏目も家族も、自由ではなかったんだね。
特にお母さん。
嘘みたいな良妻賢母っぷりを発揮していた前作後半から今作にかけてだが、夏目の辛辣な言葉が(夏目自身さえも意識していなかったことだが)それぞれの本音を暴露する。そう、まず自分を幸せにするために生きてくれないと、家族も幸せにはなれないのだ。自分を大切にすることが一番。
夏目は、この日、自立した。そして、
子供の自立って、親が自立するときでもあるんだね。
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催眠ガール1は呼吸合わせがメインでしたから、読み終えて真似してみようと思いましたが、2はスクリプト作り。
軽く読んだだけでは真似できませんが、本全体にスクリプト作りのヒントがありそうなので、何度もじっくり読みたい
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催眠のお師匠さんのもとへ通う女子高生夏目の物語。2冊目。
前作で「呼吸合わせ」が出てきて、やろうとしたけど全く出来なかった。難しい、残念。
でも無意識を活用する催眠にはかかりたいなと思う。こんなお師匠さん近くにいないかな