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日経の雑誌で紹介されていた。
レオス・キャピタルのCEOの著者が10年後に日経平均株価が10万円を超えるとして、投資を勧めている。
ひふみシリーズの成績がよくないようなので、ちょっと説得力がないかなとは思いつつ、興味深く読んだ。具体的な銘柄も紹介されていたので調べてみようと思った。
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藤野さんの本は毎回チェックしていますが、今回は、最近の企業への考え方が知れたことが良かった。また、日本取引所グループの考え、M & A 総研の仕組み、肥満症治療薬GLP-1など知らない分野の話も多かった。
まとめ
〇日経平均10万円時代が来る根拠
日本企業は本質的に変わりはじめている、大企業も変化している
→大企業の社長が若返り、トップとして経営にフォーカスする覚悟があり、成長志向を持つ人が増えてきた
日本企業のガバナンスは改善している
→社外取締役の増加、指名委員会・報酬委員会の増加、機関投資家との対話を重視
インフレは加速する
→労働力不足が今後続くため、給与をあげないと維持が出来ない
→AIで電力需要は増加するが、脱炭素化の方針で発電量の維持は困難・・・天然資源の価格は増加する
インフレで日経平均は上がる
→株式市場は名目経済の状況を反映する
ChatGPTの台頭・10年先を見ることが必要
→短期的な投資はAIに人間は勝てない。10年先の良い未来を想像して、それを実現できる企業を応援する形で投資することが重要
面白い企業
〇日本取引所グループ(岩永守幸社長)
→株式の取引所自体が「日本株の株価をあげていく」という強い意志がある!
〇SHIFT(丹下大社長)
→野村総研やNTTのようなSE総合サービス会社になる
業界の中抜き構造に問題ありという社会課題をもっている
〇M&A総研(佐上社長)
・M&Aの仲介会社
・日本でトップクラスの20-30代の人材を集める
・集まる理由
①年収が高い ②どうすれば給料が増えるかの基準が明確
③成功した社員がノウハウを開示すれば給料があがる
〇肥満症治療薬GLP-1(ノボノルディクス、イーアイリリー)
週に1回お腹への注射で体重が5-20%減少可能
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30年ぶりインフレ経済突入 海外投資家・日本株購入:2014年ー新・3本の矢 無形資産 よそがやるならウチも JTC 成長企業と純粋さ パーパス経営 日経平均・10年後に10万円超え:国際会計基準導入 人材不足の深刻化→長期トレンド→インフレ インフレ進展・大企業の変化・新興企業の台頭 インフレ下での格差拡大 マネー傷害 株式投資≒社会貢献 低価格競争→サービス・仕事の価値↓ 生成AI→運用のあり方:10年先 10年後をつくる銘柄:ザ・プライム ネクストジャパン 10バーガー図 グローバルスターズ
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2024年12冊目。満足度★★★★☆
主に日本株で運用する「ひふみ投信」の運用責任者・藤野英人氏が著者
最近、株価が上昇傾向にある日本株を巡る近年の経緯のおさらいと、現在の環境認識、および今後の展望をコンパクトにまとめた好著
個人的にヒントも得た
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日経平均の未来は明るいんじゃないか?
ともともと思っており購入。
考えていることに似ている部分があり賛同できた。
ありがとう投資の話は印象に残った。
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投資は、ネガティブではなくて、ポジティブである。このイメージは、未だ日本人には馴染まないものであり、ギャンブルだの博打だのそういう投機的なイメージを先行しがちである。バブル期の日経平均のからくり、そしてバブル期を超える価格まできた日経平均株価の今後を、わかりやすく解説している。新NASAを皮切りに投資に興味をもって、投資を楽しいと思える人は増えると私も思っている。だからこそ、投資初心者は、株価が上がった、下がったで一喜一憂せず、長期間運用することをおすすめしている。日経平均10万円時代が実現する可能性が高いことから、私もコツコツ日本株に投資しようと思った。応援したくて、共に成長し合える企業に。
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東証がPBR1倍割れの企業に注意喚起した。
東証も実は株式会社であり、
取引される株の値段が上がるか、取引数があがるか、で手数料が上がる。
すなわち、ビジネスでやっている。
でも、だからこそ、強いのかもしれない。
東証自体も変わろうとしているのかもしれない。
バブル期こそ実は、株価が高すぎて、
今は実態が伴っている、というのは、面白い。
PERは、株価/EPS(利益/一株)で導かれるが、
グローバル企業は15-20倍、つまり株価は15-20年分の利益を取り込んでいる。
バブル期の日本の株価は、70倍。
昨今は、グローバルの値に落ち着いている、と。