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大好きな湊かなえさんのいろいろが詰まった1冊。
すごく短いお話ですが、短編「一夜十起」の設定が面白かったです。
全小説作品紹介も嬉しい。
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湊かなえさん作品読破後はこちら!
デビューからの15年間が綴られています。
本書でも触れられていますが、
やっぱり『告白』衝撃の一冊でした。
湊かなえさんの描く小説でどうしても好きなところ
独白、複数の人物の視点、手紙。
全部が詰め込まれてる!!!
複数の人物から語られることで
二転三転してしまう真相、そこに追い討ちをかける一文。
そういうのにのめり込んでしまうんだなぁ〜。
と、作品についてまずは書いてしまいましたが、
2年間をかけて行われた47都道府県サインツアー。
選考委員を務めた高校生向けの甲子園。
当時を振り返るロングインタビューーーー!
物語じゃないとなかなか読み進められないんですが
これはスイスイと読んでしまいました。
そして書き下ろしの短編小説2作。
特に「告白のために」はここまで曝け出してくれるのかという震え………。
感情を剥き出しに、だからスッキリする。
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湊かなえさんファンなら是非読んでほしい一冊。
この本を読んで私は湊さんの書く文章が好きなのだと改めて感じた。
湊さんの作品は現時点で(2023年12月)19作品読んだのだが、全小説作品紹介を読んで既読の作品は再読したくなり、未読の作品は読みたくなった。
短編2編もとてもよかった。
対談の中の
「人間って幸せになるために生まれてくるわけじゃないんですよ」
「人間は生まれてきたそのときから死ぬために生きるんです」
という言葉がすごく印象に残った。
いつか湊さんのサイン会に行ってみたいな。
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普通に小説と思って買ったのですが、ちょっと違ってました。全国サイン会で回っていたのは驚きました。
短編小説も面白かったです。
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テキスト
あの『告白』の衝撃から読者ファン歴も15年経ったのか~。
湊かなえは大好きな作家の1人で、文庫本ではありますが、全て読んで持っています。
普段は書評はあまり読まないのですが、湊かなえということで読んでみました。「高校生のための小説甲子園」「デビュー10周年47都道府県サイン会ツアー」について、特に楽しく読ませてもらいました。
中学生のとき、理科の先生から、鉛筆の芯もダイヤモンドも同じ元素記号Cの炭素からできているので、鉛筆の芯を強くこすればダイヤモンドになるかもしれない、と言われました。単純な私は早速ためしましたが、手が痛くなっただけです。だけど、鉛筆の芯を強くこするというのは、文字を重ねることかもしれない。その結果、ダイヤモンドができあがり、それをさらに多くの人たちが磨いて、素晴らしい作品が完成する。そういうことだったのだと思います。(301ページ)
自分の作品をダイヤモンドに例える湊かなえさんが大好きです。
3冊ほど本棚から古い文庫本を取り出してしまいました。これも書評が嫌いな理由の1つかも。
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サイン会に行って、感想も感謝も伝えたいなと思った。イヤミスって言われているけど結末がどうであれ勇気づけられる言葉もタメになる考え方も湊かなえの小説からたくさん手に入れたから
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湊かなえの過去の生い立ちから、今までの事を振り返ってみた作品。告白から始まり毎回新刊で読んだのは懐かしい思い出である。内容も忘れてしまったのをこの振り返りにより、その本を思い出したりと中々良かったです。
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湊かなえの公式ファンブックのような位置づけの本でファンとしてはこういう本が出ること自体が嬉しかった!
最初期のタイトルの告白と贖罪が、ほとんどの作品に現れてるテーマだという記載があり、だから自分は湊かなえが好きなんだと思った。
自分では言えない心の内のドロドロや鬱屈とした思いを湊かなえの小説の人物たちはむき出しに吐き出しているから自分としてはイヤミスではなくスッキリするんだと思った。
人間標本もとても面白かったし、これからの湊かなえの本もずっと読んでいきたいと思った
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湊かなえさんの15年間の歩み
今まで出した著書の紹介
47都道府県の本屋を巡ってファンと交流したり
高校生の作家の卵たちの応援をしたり
小説でしか知らない湊さんを知ることができて良かったです。
短編小説も2作入っていて、自分が書いた小説の主人公が夢に出てきて、注文するという話が面白かったです。小説のキャラはもしかしたら自分の分身みたいなものなのでしょうね。
登山もされる方なので、そのあたり親近感もあるのだろうな。山女日記は続編ありますかね。
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憧れの人池田理代子との対談から始まり、湊かなえの全作品紹介と、彼女が取り組んだ47都道府県サイン会ツアーや書き下ろし小説などが掲載された湊かなえ読本。
紹介された小説を、既読を含めて再読したくなる。
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初読。湊かなえさんの15年間のすべてが詰まっている一冊。『告白』執筆の裏話を読むと、よくぞこのデビュー作が世の中に出てきてくれたとしみじみ感謝する。いつも順調に書き続けてきたわけではない過去(特に心ないマスコミや編集者との苦いやりとり)を知ると、お願いだから心置きなく執筆に専念させてあげて、と願う。そうやって生み出された最新刊『人間標本』に、原点であり新境地である怖れを振り切った湊さん自身のパワーを感じた。これからもひたすら書き続けて欲しいとただただ祈る。
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湊さんのデビュー15周年記念作品。
冒頭の池田理代子さんとの対談から興味深く読んだ。
私も『ベルサイユのばら』は全巻購入して読んでいたけれど、単純に好きとか面白かったという感想しか記憶にない。
湊さんが登場人物の台詞に感銘を受け物語の深い部分まで読み解いている事に、やはり作家になる人は違うなと感じ入った。
他には全小説作品紹介やロングインタビュー、高校生の為の小説甲子園、短編小説2編も収録されていて盛りだくさん。
全編を通して私がイメージしていた通り自分をしっかり持っている方との印象を受けた。
湊ファン必読のお宝本。