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紙の本
キリスト教の希薄なエラスムス像
2024/01/21 18:29
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エラスムスはルターやティンダルなどが新約聖書の翻訳を訳した時に底本にしたギリシャ語ラテン語対照新約聖書をやっつけ仕事にしても刊行したのだが、この本は人文主義者としての肖像ばかりに光が当たっていてカトリック教会には「異端」視されても宗教改革者の側には微温に感じるような改良主義者としてのエラスムスが見えてこない。エラスムスの伝記を書くにはキリスト教のテキストにも人文主義者として研究した側にも光を当てるべきだ。彼がギリシャ語ラテン語対訳新約聖書を刊行したフローベンはヨセフスのテキストも出しているしアルド・マヌーティオは人文主義者の版元として有名だが七十人訳のテキストを刊行している。
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