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記憶力は整理、理解が重要
脳に記憶させるには「何度も使用される」か「.感情が動く」
記憶のステップは理解、整理、記憶、反復
味や感情を言語化する
本を読む時は目次を最初に読んで全体像を把握してから読むと理解しやすい。
午前中は理解、整理、午後は記憶、反復を意識して勉強すると効率が良い。
記憶の忘却を防ぐには復習しかない。
緊張を取り除くには深呼吸がいい。
仕事をする時も時間制限をした方がいい。
マンネリは記憶力を低下させる。
記憶は頭の良い悪いではなく楽しくやるかどうか。
嫌な体験をした時はお酒で忘れさせる方法もある。酒は記憶力を低下させる。
本の読んだ内容を記録することで過去の記憶が蘇る。
社会人はカンニング自由。
インプットする情報量を減らす事で記憶力があがる。アウトプットとインプットのバランスを整える。インプットとアウトプットの比率は3:7がいい。
マルチタスクしない。
2分でできる事はすぐやる。それ以外はしない。
30秒で決断する。保留する場合も保留するという決断をする。
机を整理整頓する。汚いと脳メモリを消費する。
脳はパソコンのメモリと同じ容量がある。入れるだけでなく、忘れることや無駄な物を入れない努力も重要。
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記憶脳
新版 覚えない記憶術
樺沢紫苑
∞----------------------∞
樺沢さんはとにかくアウトプット推し。
2
・覚えることより解くこと、書くまくることで記憶される。忘れる前にメモ。本にもメモを書きまくる。
・記憶の索引(意味記憶)となるキーワードのメモを見ることで記憶の本体(エピソード記憶)を思い出す。記憶の本体を思い出せなかったら認知症の疑い。
・アウトプットするなら直後。忘れないうちに思い出しながら(復習)ノートなどに書き出す。
・声に出して読む。五感を使って記憶する。(シャドウ読み。声をほとんど出さなくても口を動かして読む。聴覚は刺激されないが、口を動かすことで運動野が刺激される。すぐにペンが出せない時のシャドウ書きもおすすめ)
・アウトプットする時は5W1HでSNSに投稿したり、人に感想を話してストーリー化(エピソード記憶化)させる。
3(テスト系が多かったのでメモ少なめ)
・本を読む時は目次を見て、気になるところをパラパラっと読む。その後に最初から読み始める。
・睡眠は6時間以上とる。記憶のゴールデンタイムは寝る前15分。15時までの15~20分の仮眠を活かす。
4
・情動が刺激されると記憶力が高まる(情動記憶)。
・過度の緊張は記憶の敵。普段から緊張する場面に接して慣れておくことが必要。緊張したらまずは深呼吸。
・締切や納期を守ろうと思う切羽詰まった状態はノルアドレナリンが出てパフォーマンスが上がる。しかし過度のストレスはうつ病になりかねないので、緩急をつける。
・過度のストレスは記憶を低下させ、海馬の神経細胞を破壊する(PTSDなど)。
・好奇心(楽しく)は記憶力増強、マンネリ(嫌々)は記憶力低下。
・仕事や勉強をする場所を変えるだけで海馬が活性化する。
・自分にとって都合のいい記憶を選択出来る。レオナルド・ディカプリオ主演の「インセプション」は記憶植え付けのSF。
・嫌なことは1回話してすっかり忘れる。何度も話すと「復習」することになり記憶されてしまう。
5
・1989年に作られた士郎正宗の「攻殻機動隊」のような現実になっている。
・本を読んだ気づきや感想、ひらめきを全て書き出し最後にまとめる。思い出したい時はそれを見るだけ。本を読んだ当時の記憶がよみがえる。
・日記も書くことで復習、読むことでも復習になり記憶に残る。ポジティブな日記で幸せになれる。
・ノートにアウトプットも悪くないが、SNS投稿は反応があるのでモチベーションが上がり続けられる。
6
・作業記憶の処理能力は同時に3~4つまで。
・マルチタスクはしない。こなしているようで、実は交互に脳が切り替えて作業しているだけなので効率が悪い。
・マルチシンクもNG。全て書いて忘れる。
・未完了の課題は記憶に残る(ツァイガルニク効果)。
・思い出した些細なことはTODOリストへ。2分でできることは「今」やってしまう。
・逆ツァイガルニク効果で記憶を消去。完了したら忘れる。書いたら全て忘れ、読み返した瞬間に思い出す。
最後の「書いて忘れろ」は外山滋比古さんの著書で何度も目にしたな。
2024/04/14 読了(図書館)
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1、感想
脳メモリを解放し、仕事の作業効率をあげ、自己成長を加速させていきたいと思った。
2、行動
脳メモリを解放する7つのコツ
①:マルチタスクしない。音楽を聴きながらも良くない。
②:気になることは全て書き出す。マルチシンクもNG。
③:未完了タスクを貯めるな。
④:「2分ルール」で仕事を加速する。2分ルールとは2分以内にできることは今やってしまおう。
⑤:決断は「30秒ルール」で行う。ファーストチェス理論にもあるように即断即決しても間違いはほとんどない。論文データでも86%一致する。
⑥:机が綺麗な人ほど仕事ができる。
⑦:ときどきは「脱スマホ」をする。
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どうすれば学んだことを忘れずに済むか。記憶を可能な限り最適化するためのメソッドを紹介した本。エビングハウスの忘却曲線、感情を使った記憶、アウトプット、学習場所、睡眠の重要性など、類書にも書かれている基本的な内容は一通り網羅している。樺沢氏の持説とも言えるSNSを使ったアウトプット法についても詳しく書かれていて良い。SNSに記録を行うことで、外付けHDDのように記憶の「外化」ができると主張している。
以下、本書から学んだこと
- 記憶するには事前準備が大切。しっかりとした理解や整理があってこそ、忘れにくい記憶が可能となる。
- 検索して出てくるものより、自分の体験やそこから得た気付きを記録するようにすると、自分にしか書けない唯一無二のコンテンツが作れる。
- 達成し終えたものより、途中の出来事や未完了の課題は記憶に残りやすく、「ツァイガルニク効果」と言われる。ワーキングメモリを空けるためにも、未完了の課題は1つずつこなして減らしていくことが大切である。