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筆者も書いているが、政府や軍部に胃袋を押さえられていたとしても、演芸者達は、進んで国策演芸をやったし、国民も面白くはないと思いながらも受け入れていた。演芸者も国民もそんなに馬鹿ではないだろう。
という事は、大東亜戦争は、(国民にとって)「正しい」戦争であったのではないか。
侵略戦争というが、当時は帝国主義国家が食うか食われるかの生存競争をしており、国民もそれは理解していたのではないか。
敗戦した途端に、軍部に騙された、自分達は何も知らなかったなどと、誰かのせいにして逃げてしまった国民は何なのか。米国占領政策に喜んで乗っかった。「真相はかうだ」知ってるよね!
だから、憲法9条などという教条にすがって生きるしかない情けない国になったのではないか。
著者もあとがきに書いているが、現在は主権は国民が持っている。だから、国民が戦争しないように国を管理しないといけない。それは憲法9条に頼ることではない。憲法9条に頼るのは、戦前に天皇に頼ったのと同じこと。
憲法9条など廃止し、普通の国になり、軍隊も持ち、他国の攻撃を受けたら(受ける可能があったら)他国も攻撃し、集団安全保障体制も揃えて、必要なら核兵器も持ったうえで、それでも戦争をしない国を作るべきである。
そんな事したら、戦争してしまうというなら、国民は何も変わっていない、天皇の言うとおり戦争したときのままということになる。
現代を生きる我々は、それ程情けない国民であろうか。現代の感覚で過去を裁いてはいけない。
ロシアや中国、北朝鮮のような前時代的な覇権国家に憲法9条の「お札」が効くとお思いか?
皆さんが大好きな国連は、機能不全で何の役にも立たない。唯一の(部分的)集団安全保障の同盟国と言ってる米国も本気で日本を守るとは思えない。
さあ、どうする?戦争は良くない、戦争は嫌だ、憲法9条守れで、国を守れる?
憲法護って国滅ぶになるよ!