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映画を観ているような感覚になるほど鮮やかな描写。
2巻も楽しみに待ちたい。
発売日の朝に本屋に行ったらまだ品出しの最中で、サイン本ではなく通常の方を買ってしまったことに少し後悔。
2巻は余裕を持ってサイン本を買いたい。
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多崎さんといえばレーエンデ国物語の印象だけどこのシリーズも面白い!!
2人の視点が交互に入れ替わる展開で、いずれ交わる未来が示されている。
失われたモノを追い求める主人公、ミステリアスな登場人物という王道の展開も良い!
先月から4巻連続刊行です!!
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レーエンデ国物語で素晴らしいファンタジーの世界を楽しませてくれた多崎礼さん。レーエンデは、辛い部分もあるけれど、その中にも小さな希望も感じさせてくれる部分があり、好きなシリーズです。今回の作品は、2つの主人公から構成されていて、本の冒頭にもあったように2つがどのように1つになっていくのか楽しみです!レーエンデも、この作品も1ページ目の文章や雰囲気が、かっこよくて素敵です!!
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2つの話が交互に来て集中力が切れるのでちょくちょく休憩をとりながら読み進めることができました。
途中から仲間になる登場人物も最初はうざキャラ来たなんて思ってたけど、旅をする間にだんだんと愛着が湧いてきて最後はめっちゃ良い奴じゃん!!と思い改め好きになれました!
今後どんどん文字や刻印についての核心に迫っていくのかなーと思うと2巻も読み進めて行くのが楽しみです。
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レーエンデ国物語はまだ未読なんだけど、こちらの著者さんは気になっていたので読んでみました。
二人の主人公(?)の視点が交互に展開されていき、この二人がどのようにして最終的に収束していくのかが気になるところ。
歌のシーンはどんな歌でどんな歌声なのか実際に聞いてみたい。
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Amazonの紹介より
二つの月が浮かぶ、熱砂に覆われたソリディアス大陸。自分ではない”誰か”の記憶を持つ少年・アンガスは本に宿った謎の女性・〈本の姫〉と共に旅をする。旅の目的は大陸に散った邪悪な文字(スペル)を探し、回収すること。人々は文字(スペル)の魔力によって凶暴になり、各地では厄災が起きていた。荒野を貫く鉄道に乗り、不思議な力を持つ歌姫たちに出会い、滅びた天使たちの遺跡を巡るアンガスたちを待ち受けるものとはーー。
4巻連続刊行! 天空と大地を旅する壮大なファンタジー
「レーエンデ国物語」で注目されている多崎さん。新しい物語の始まりからと思いきや、「レーエンデ国物語」の前に発売された作品を新装版として出したそうです。
個人的にレーエンデ国物語は第1作読んだのですが、次作はページ数が結構あったこともあり、断念していました。
今回のシリーズは全四部作で、どれも約300ページくらいということなので、いけそうな気がするので、最後まで読みたいと思います。
内容を深堀りしていくと、序盤では何やら「本」を探すために青年と謎の女が冒険していく物語と天使達のいざこざが描かれている物語の2つが、交互に展開していきます。
2つの物語は、交わっているようで交わっていないので、どう重なっていくのかが楽しみです。第1作だけではまだ繋がっていないので、次作に期待したいと思います。
まず構想が面白かったです。世界に放たれた「文字」。文字の意味が人類に影響を及ぼし、破壊へと導いていきます。それを防ぐために主人公達が旅して見つけ、本に閉じ込めていくといった展開になっています。
「文字」には意味をもっていて、本を閉じ込めた際にその意味がわかります。例えば、「破壊」。それが人々に大量死へと導くといった具合にそれぞれの地方で、あらゆる影響を及ぼします。
なぜこのようなことが起きたのか?
なぜ青年なのか?
そもそも少女は誰なのか?
といったことが頭の中を駆け巡るのですが、はっきりとした答えはここではまだ出てきませんので、気になるばかりでした。それでも、一つ一つ新たな土地へ行くたびに、戦いの冒険が始まり、そのバトルアクションが面白かったので、読み応えがありました。
もう一つの物語も気になる所でした。壮絶な過去をもつ男が、天使同士の渦中に巻き込まれていくのですが、その中では裏切りや争いといった闇の部分が浮き彫りになっていきます。
世界に放たれた「文字」の恐怖と天使の奔走、まだまだわからないことだらけでした。まだ全体的にはこれから「始まる」立ち位置であり、全四部作ということなので、最後まで読めればいいなと思いました。
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多崎礼さんの描く大好きな世界!
アンガスと姫がスペルを探す旅。
そして同時進行する天使世界の記憶。
二つの異なる世界がこれからどう絡んでいくのか。
壮大な物語はまだまだ始まりにすぎず、この後の展開を思うとワクワクが止まりません。
何といっても装丁の美しさが素晴らしい。
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アンガスは本に封じられた「姫」と共に、世界中に散らばる天使の遺産「スペル」を集めている。ある遺跡で出会った少女セラの過去にスペルの存在を確信したふたりはセラの故郷アウラへと向かい、何者かが意図的にスペルの力を悪用し、村を滅ぼしたことを知る。スペルの力を解放する歌は姫にしか歌えないはず。どうやってスペルの力を悪用したのか? その目的は何か? アンガスの持つ天使の記憶と同時進行で物語が綴られる。
「本」の概念がこの世界とは違う舞台がまず面白い。文字ではなくスタンプと呼ばれる技術で情報が伝えられている。アンガスの持つ天使の記憶もディストピア感があってとても面白い。
アンガスたちのやり取りがラノベっぽいなぁと思っていたら、元々は本当にラノベだったらしい。文庫化はよく聞くけれど、文庫が大きい本(単行本?なんと言うのだろう)として改めて出されるのは始めて見た。
4部作の第1部だけあって起承転結の起という感じで物語の展開がまだまだ見えてこない。今後が気になるといえば気になるけれど、レーエンデ国物語とは雰囲気が全然違うので、あの重厚さを求めているとちょっとがっかりもする。
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これは多崎礼さんのファンタジーそのもの!
登場人物の会話が好きで好きでたまらない。
論理的、合理的な物語ではなく感情的に心に訴えかけられる人間らしさがつまってる物語。
誰かと一緒に旅に出たくなったし、何より自分より相手を思いやる気持ちって温かいなって思えた。
ふたつの物語が描かれているけど、まだ最初だからもやもやするところもあって早く続きを読みたい!やっぱり私はファンタジー好きだと感じた1冊!!
かっこつけてる主人公が好きで、妄想でしかありえないようなことが起きてしまう物語が大好き!!
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全四巻シリーズの第一作目。
自分では無い誰かの記憶を持つ少年・アンガスと、本に宿った女性・〈本の姫〉が、大陸に散った邪悪な文字(スペル)を探し、回収する冒険譚。
アンガスと天使の物語が交互に書かれていて、人の心を蝕む文字とは何か、アンガスが生まれる前に滅んだ天使とは何か、色々な謎が同時並行で描かれている。
もちろん、アンガスと共に旅する〈本の姫〉とは何者なのかも大きな謎。
ここからどんなストーリーが展開するのか楽しみ。
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昔読んだことがあって、読みなおしたいと思ったときにはそれが叶わず残念に思っていた本。だから、今回迷わず買った。ン年ぶりだけど楽しめた。続きも楽しみ。
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楽しすぎる。次が気になってどんどん読み進めてしまう!
姫とアンガスの関係も俺とガブリエルの関係も良すぎる。俺の物語とアンガスの物語がどのように繋がっているのだろうか、ソリディアス大陸に月が二つあることに関係しているのだろうか。
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タイトルが気になって買った本。ファンタジーだけど、どっぷりってほどでは無いのかなと思った。でもその方が読みやすくて良かった。本に宿る姫とスペルを探す度の話。スペルが見つかる度何かが裏で動いてる様も見えてきたし、最後には主人公が抱えるもの達も見えてきてこれは続きを読まねばとなった
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天使世界と人間世界、その関係がだんだん顕になってくる醍醐味。本の中にスペルを収めるべく本の姫と旅をするアンガスケネス。彼の天使だった過去の記憶がフラッシュバックするような物語の構造。スペル回収の冒険談も何もかも面白い。
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独特な世界設定(ファンタジーだから当たり前だが)と、2つの物語が同時進行するせいで最初の方は理解に時間がかかったが、その山場を超えたらとても面白かった。
2~4巻が楽しみ。