紙の本
人形・ぬいぐるみの気持ち
2024/02/10 09:20
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
あんなに好きだったぬいぐるみ・人形達。片時も離れたくなかった。なのに、時間が経つにつれて、段々興味が薄れて行ってしまう。そんな時、当のぬいぐるみや人形たちの気持ちはどんななんだろう。想像してみても良いのでは。
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図書館にいる「ブック・フレンド」という貸出可能なお人形たち。アイビーは、そのお人形たちの仲間入りをしたお人形。しばらく持ち主の女の子から忘れられていたけれど、大人になった女の子に連れて行かれたのが、この図書館。
子どもたちが勢い余って、時に乱暴な扱いをされてしまうことにびっくりするけれど、子どもたちからの温もりも受け取れる「ブック・フレンド」も悪くないと思い始める。
図書館で、お人形の貸出なんて、素敵な取り組みだと思う。子どもたちに、図書館に来てもらうアプローチになるし、お人形と一緒に本を読むことで、特別な思い出の本になると思うから。
一度は忘れられてしまったアイビーが、また思い出してくれることの喜びを感じているのが伝わってきて、じーんとした。
おもちゃを大事にするように、というメッセージが込められていて、読み聞かせにも良さそう。
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2.3年。忘れられた女の子の人形アイビーは、図書館でブックフレンドとして生まれ変わり、子ども達と過ごす楽しさを知る。人形やおもちゃの忘れられるあるある。ブックフレンドという活動や言葉は、海外発信か。日本ではブックスタートの本をブックフレンドとも言っていたりする。
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【対象:小学2~3年生くらい】
ポプラ社から出版されている児童書で、文字も大きくて漢字にもふりがながふってあります。
内容としても、忘れられた経験のある人形の主人公アイビーと利用者として訪れたファーンそれぞれの悩みや居場所について考えさせられるお話でした。
本と同じく、期限付きで貸出ができるぬいぐるみ達。
現実では、衛生面やプライバシー(それぞれの日記)を考えると難しい話ですが、もし手放されたぬいぐるみ達がこんな風に感じて過ごしてくれていたら嬉しいだろうなぁと実現を夢みてしまいました。
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図書館の貸し出しは2週間人形には日記帳のバーコードがついています。アンは図書館員になっていてお話会でみんな人形たちを貸し出していくのはおもしろい話でした。