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アンモナイト
2024/04/03 19:04
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投稿者:むさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンモナイトかぁ。絶滅しちゃったもんなぁ。近しい生き物はいるけど、それとはどこが違うんだろう?読めばわかるかしら?
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誰もが名前を知るアンモナイトには興味深い話題が無数にある。なぜ渦巻きなのか、なぜ多様な形態をしていたのか、生態は?その1つ一つを最新の学説と照らし合わせ分かりやすい言葉で解説。日本で見つかる異常巻の謎も気になる。生物の生態や古生物に興味がある方はぜひ。
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アンモナイトはタコ・イカと同じ頭足類。
アンモナイトは研究し尽くされていると勝手に思っていたが、そうではなかった。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/502625219.html
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入門ということはなく、研究史から最新の成果まで幅広く紹介されていてマニアをも満足させるアンモナイト本。専門的な内容も分かりやすく解説。軟体部分や卵、顎器、歯舌、糞(と思われるもの)などの化石も報告されていたとは知らなかった。化石をもとに生態や復元を試みる試行錯誤はまさに科学の醍醐味。やはり同じ現生の頭足類が非常に参考になる。さっそく自分の愛蔵アンモナイトを新たな知識をもとに観察してみよう
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入門と銘打っているが、アンモナイトに関するエトセトラが充実。学問の歴史、生態、構造、進化、現性頭足類との比較…など幅広い。
読了45分
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アンモナイトの基本から始まり、多種多様な進化と絶滅へと至る歴史、そして彼らの成長や生態に迫る。3Dプリンターで精巧な模型を作り遊泳を解析してみたり、これまた多種多様な異常巻のアンモナイトの殻の巻きをコンピュータでシミュレーションし解析してみたり、様々な最新アプローチが行われていて、面白い。
殻に関する化石は多くあれども、軟体部までは残っておらず、謎が多い。しかし、それも軟体部と思われる痕跡が残る化石が見つかった。それにより、オウムガイよりもイカやタコの方が共通点が多いと改めて分かってきた。
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博物館に行くと見る機会のあるアンモナイト。
アンモナイトについて知っていることはほとんどない。
貝かと思ったら、イカやタコと同じ頭足類の仲間だった。
「アンモナイト」の名前をたどると、意外な所にたどり着く。
それは、古代エジプト神話の太陽神であり、大気の守護神、豊穣神であるアメン(ギリシア語ではアモン)だった。
アンモナイトとオウムガイは、似た構造をもつ外殻性頭足類だが、繁殖戦略に違いがあったと著者は指摘している。
アンモナイトは、小卵多産型。その一方でオウムガイは、大卵少産型。
オウムガイの赤ちゃんは自発的に泳ぐことができる。
その上、母親由来の卵黄を食べ尽くしたあとは、プランクトンに限らず海底に落ちるものエサは何でも食べる雑食だったので、オウムガイは今まで生き残ってきた。
この他にもいろいろ興味深いことが載っている。