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大きく三部構成になっているノンフィクション。
悔しい思いをしたところや格好つけたいなら書かないかなと
いうところまでフェアに綴ってあることで戦慄した。
敵にしてはいけない方だと感じながら読み進める。
内容がネトゲ、起業、裁判と
専門的すぎる割にするする読める文章のおかげで
理解できたものの、なんと凄まじい体験だろう。
読んでいて最後のページに近づくにつれ
これ、ノンフィクションだよね?
気に入った物語を読み終えてしまう時と同じ気持ちになっていたわ!と
驚きとともに読み終えた。
きっとこの先も周回して毎回おののきながら読み終えるのだろう。
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ネトゲトッププレーヤーの思考法や裁判体験記として秀逸。比較的短い文で飄々と書かれているので、内容の細かさや複雑さのわりには読みやすい。
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主人公の「彼」或いは「水原=彼」の表現はいい筈。
後の裁判の化物ぶりを見ると、八年のこっちはのたうち回ってる感じ。
彼の人生は、衒ふでなく、淡々と語る。
発行年の三月時点で第二版だった。