紙の本
おもしろい
2024/02/08 18:51
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
北野武さんの生き方がよくわかり、興味深く読むことができました。毒舌でありながら愛されるのが、もっともだと思いました。
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「夢なんてかなえなくても、この世に生まれて、生きて、死んでいくだけで、人生は大成功だ」
この言葉になんだかハッとさせられた。
日本にも世界にも地球の未来にも、何も期待できなくなるような、現実を突きつけられるような本ではあったが、タケシのこの言葉は心に響いた。
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たけし流の愛があふれる一冊だった。
「人生はクソして死ねばそれでよし」ということが書かれていて本のタイトルに偽らない本音が書かれている。
とはいえ、上記の内容は過去の著書でも述べられていたことだったので目新しさはなかったが第4章にあった今は大多数の意見が正解になって少数派の意見はそれを主張するだけで叩かれるという時代にあるから自分の生き方や価値観はなるべく発信せずに心の中だけでなにくそと自分の考えを大切にするのが得策と書かれていたのは良かった。
また、第1章のAIに対するたけしの考えを知れたのも良かった。工学部出身のため量子コンピューターやAIに対する知見も深かったのが流石だなと。
ただ、この本にも「自分は生まれ変わっても安定した道ではなく険しく大変な道を選ぶ」と言っているように「人生クソして死ねばそれでオーケー」と考えている人が送るような人生を著者自身が全然送っていないという点は留意したい。