戦争が起きると最初に飢えるのは日本
2024/07/17 16:01
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の農政や財務省に関する問題点を鈴木氏と森永氏が対談形式で語り合う
鈴木氏の前著「世界で最初に飢えるのは日本」で話された内容を二人で話し合う事で深め合っている
農業を保護しないで有事の際は「花」などをサツマイモ畑に転換する
ど素人が考えても無理な事を役人が机上の空論で決める愚かしさ
もっと農業や漁業林業に興味を持たないといけないと思った
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財務真理教の森永さんとの共著。
目次より抜粋
富裕層は庶民の一万倍も環境を汚染している / もともと増税反対の岸田首相が寝返った理由 / アメリカの「日本搾取」に加担する財務省 / 遺伝子組み換え作物を一番食べているのは日本人 / 本当は恐ろしい「コオロギ食」など
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p25 森永卓郎のマイクロ農業のすすめ
p90 水田は毎日メンテナンスする必要がない
米って非常に作りやすい作物なんですよ。サラリーマンが副業で作ることだって可能。野菜は毎日畑に以下ないとだめなんです。副業には向いていない。こんなに素晴らしい作物があるのに、米を食わないなんて考えられない
米だけは連作障害がおきないんですよ。
p169 衆参両院の定数は選挙区の人口に基づいて配分されるが、これを食料の供給力で計算しなおうとどうなるか
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平時でも、日本の食料自給率は低いのに、戦時になったらどうなるか、恐怖さえ覚える示唆を与えてくれる良書である。
黒柳徹子さんが、インタビューで、もし戦争が起こったら、と聞かれて「まず、食べ物が無くなります。」と答えられていたのを思い出した。
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お金がなくなれば食べられなくなるのは皆想像出来ると思う。 お金があっても食べられなくなることに思いを馳せることが重要。 農業が大変なのは、決して他人事ではない。 最も大切な食について考えさせられた。
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2020年。薬局に山積みになってたマスクが消えた。あって当たり前のものが突然なくなる現実。次にやってくるのは早ければ2025年。…生鮮食料品が店舗の棚にない。加工食品もない。スーパーにも、コンビニにも。ネットショップでは品切れが続く。最初に飢えるのは都市の住民。Anywhere族のグローバリストたちは早々にこの国を去る。残されるのは庶民たち。防衛費を増やして農業予算を削る。兵站を軽視するのはインパール作戦以来の伝統か。…森永節で引き寄せて、鈴木先生の存在を知らしめる。その目的を果たせてれば本書は成功。