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今は高騰してるけど、長期でみれば下がる
2024/06/02 08:47
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体として、いまは高騰しているマンションも、人口減少などで長期的には下がる。下がらないのは、ビンテージマンションや都心一等地の超高額なブランデッドマンションなどに限られる。タワーマンションは、ついの住処にはならなくて、10年くらいの金融商品としてみとくほうがよい。といった、わりとはっきりした評価をしてくれています。日本の格差拡大と働かない富裕層や、国際的に見た日本の不動産の安さからの海外勢の投資が、マンション高騰の一因のようで、なんかが歪んでいる気もするけど、その辺の突っ込みまではあまりなかったかも。
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非常におもしろかった。
なぜマンションの価格が高騰しているのか、複合的要因を一つずつわかりやすく説明されていて、読みやすかった。また、著者がマンションや居住地に対する思いも、伝わり共感と発見のある本だった。
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なぜ不動産が高騰しているのかについて、数値的データに基づいた深い考察がなされており、とてもわかりやすかった。特に首都圏の不動産購入を考えている人には読んで欲しい一冊だと思う。
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著者が最後に言及しているチャレンジ層。
そういう人が溢れる日本になって欲しいのですが、実態は逃げ切りか諦めというのが実感。寂しい限りです。
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タイトルまんまの疑問を持っていたので読んでみた。結果として理由が分かり満足している。その理由は脆く、これからどうなるかは不明だが。
高いマンションを買う側
売る側
こらからの展望
マンションの本当の資産価値
と分かりやすくまとめてくれている。
冒頭から日本人の富裕層の多さの証明に驚き。
夫婦で働きもせず贅沢な生活をしている友人がいて疑問に思っていたけど思わぬ形で解決できた。親御さんも稼いお金をきちんと資産運用していた訳だけども。
最終章の「マンションの資産価値を維持する条件」は全く着目してないところだった
以下引用。
「マンションは区分所有建物です。これは、区分を所有する「ひと」が勝手に行動できるという意味ではありません。所有者=住民全員が同じ目的を持ち、目的に資する住み方をしていくことが大切です。」
本来マンションは一つの共同体であり、コミュニティーなのだと著者は言っている。マンションに対してそんな見方をしたことがないので、マンション購入の際は気にしたい。
全体的にマンション購入を投資としてみている金持ち、高いマンションをステータスとして買う見栄っ張りな人たちに対して冷ややかな著者の様子が伺える。
私も子ども2人いて狭い賃貸だけど、不便は今の所何もない。住まいを価値や損得で探さず、「どんな生活をしたいか」で決めまれるようにしたい。