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「書店員と二つの罪」を加筆改題して文庫化。
凄惨な事件によって運命を狂わされた人達。母が護ろうとしたもの、母を護ろうとしたもの。
罪は罪として償う。いくら被害者家族を慮ってのことだと言ってもそれは詭弁であって贖罪ではないのでは。
結末は理解はできるがこの終わり方に寄り添えない。
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以前に出版された「書店員と2つの罪」を改題して加筆修正されたそう。前のタイトルは確かにストレート過ぎる印象。
碧野圭さんの作品は「凛として弓を引く」シリーズが好きなんだけど、こちらは同じ人が書いたの?と思うほど、印象が違うものだった。
中学生による惨殺事件〜その告白本の出版、犯人家族や共犯を疑われた幼馴染の苦悩…と、なかなか重たいテーマ。
ミステリーとしてはごく普通な感じだけど、間に挟まれた出版、書店業界の裏事情は興味深かった。
書店と言えば、代表作「書店ガール」も読まなきゃだなぁ。
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書棚の番人っぷりは
あんまり発揮されないし
棚を守っていく話ではないけど
割とおもしろかった
途中で犯人わかっちゃうけど
どうすんのかなーって気になって
そそくさ読んだら
そういう収束なのか
なかなか問題あると思うんだけど
じゃあどうしたら
お話としていいのかも
リアルではどうすべきかも
全然思いつかん
まぁ…こうなのかなぁ…
それはそれ
これはこれだと
辛いっちゃ辛いし
なんで我らだけ?!
ってどうしようもなく腹立つだろうけど
少々納得がいかない
とかいいつつ
集中して読めたので
星は3つ