収録作品一覧

源氏物語の内と外

稲賀敬二（編著）

作品	著者	ページ
源氏物語敬語体現論	森一郎著	２－１７
耕雲本源氏物語薄雲巻の性格	伊井春樹著	１８－３２
帚木の歌と空蟬	藤河家利昭著	３３－５０
玉鬘論	武原弘著	５１－６５
浮舟入水と橘の小島	原田敦子著	６６－８７
“坊主頭”の女性	小林美和子著	８８－１０７
「まことや、」から「まことや。」へ	加藤宏文著	１０８－１２５
『休聞抄』の諸本と成立について	井爪康之著	１２６－１４９
後撰和歌集における時平と伊勢	木船重昭著	１５０－１６７
合綴本『奈良御集』考	鬼塚厚子著	１６８－１９１
『伊勢集』に付載されたる秀歌選をめぐって	妹尾好信著	１９２－２１７
実方集甲本系諸本の性格	仁尾雅信著	２１８－２３５
道命法師伝考	三保サト子著	２３６－２６２
「落ちたる月の影」考	稲田利徳著	２６３－２８５
王朝物語テキストの変貌契機・序説	稲賀敬二著	２８６－３０３
『伊勢物語』第九十八段について	吉山裕樹著	３０４－３１５
『宇津保物語』「后の宮」考	神谷正彦著	３１６－３３５
物語にみえる後見の女房	斎木泰孝著	３３６－３５６
『浜松中納言物語』登場人物小考	田中政幸著	３５７－３７０
『今とりかへばや』に描かれた政治的側面	西本寮子著	３７１－３９０
物語と物語絵	伊藤学人著	３９１－４１５
小野篁の変貌	黒木香著	４１６－４３２
『枕草子』第一四三段における「謎謎合せ」の考察	上村忠昌著	４３３－４５１
『長恨歌伝』の受容覚書	余田充著	４５２－４７０
『百座法談』覚書	竹村信治著	４７１－４９７
王法と無常	山口真琴著	４９８－５２１
『渓嵐拾葉集』所収「祇園女御説話」の背景	田中貴子著	５２２－５４１
『とはずがたり』の主題と「主題に余るもの」	位藤邦生著	５４２－５５７
木戸孝範と『塵荆鈔』の成立	松原一義著	５５８－５８０