収録作品一覧

大阪市立大学文学部創立五十周年記念国語国文学論集

大阪市立大学文学部創立五十周年記念国語国文学論集編集委員会（編）

作品	著者	ページ
隋使裴世清の周辺	蔵中進著	１－１６
天智朝の詩と歌と	村田正博著	１７－３２
古今集の歌語と本文	増田繁夫著	３３－５２
おさな子の死	水谷隆著	５３－６６
新撰和歌の恋歌	阪口和子著	６７－８４
源氏物語の段落構成と「そ」系の指示語	西田隆政著	８５－１０２
「いどみあらそふ心」私按	西耕生著	１０３－１２２
和泉日記の構成原理	山下太郎著	１２３－１４２
『和漢朗詠集』帝王・親王・丞相部の所収和歌をめぐって	三木雅博著	１４３－１６４
宇多源氏資通	高重久美著	１６５－１８６
歌題「松契遐年」の読み方	津村正著	１８７－２１２
『奥義抄』の「かはやしろ」注について	東野泰子著	２１３－２２６
清輔の歌学と『俊頼髄脳』	寺島修一著	２２７－２５０
松浦宮の菊花宴	神尾暢子著	２５１－２６８
本誓への注視	小林直樹著	２６９－２８４
楠正成考	谷垣伊太雄著	２８５－３００
『沙石集』の受容と『直談因縁集』	広田哲通著	３０１－３１４
舞曲の詞章整備の指向	藤井奈都子著	３１５－３３２
初庚申利生（紹介と翻刻）	阪口弘之著	３３３－３６４
薩摩外記と上方浄瑠璃	鈴木博子著	３６５－３８２
雛の首	林久美子著	３８３－４０２
芥川貞佐と芸備の狂歌	西島孜哉著	４０３－４２２
近世初期地下歌学一斑	西田正宏著	４２３－４４０
小沢芦庵の歌論三部作『ふるの中道』巻下『或問』の成立とその意味について	清水勝著	４４１－４６２
『万葉代匠記』における「仙覚抄」の受容をめぐって	井野口孝著	４６３－４８０
中島湘煙「明治十六年十月十二日、（略）」詩について	栗城順子著	４８１－５０４
『浮雲』第一・二編の語り手	田中邦夫著	５０５－５２６
洋装する徳田秋声	松本徹著	５２７－５４２
近代文学のなかの原始信仰	藤田久光著	５４３－５６０
宮崎孝政と室生犀星	藤森賢一著	５６１－５７８
ある邂逅	対馬勝淑著	５７９－５９６
大戦中に於ける台湾の短歌	井東襄著	５９７－６１８
古今集における母音の在りよう	毛利正守著	６１９－６４０
「と思ふ」を句頭にもつ歌	吉井健著	６４１－６５８
宣命書きの成立をめぐって	乾善彦著	６５９－６７６
定家仮名づかいの世界	遠藤邦基著	６７７－６９６
単語の意味と表現映像	小松光三著	６９７－７１４
対立的な並列を表す接続助詞「が」	丹羽哲也著	７１５－７３０
奈良大阪府県境の言語地理学的研究	鏡味明克著	７３１－７４６
国文教室五十年	井手至著	７４７－７７７