心霊写真は語る
著者 編著:一柳廣孝
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
複製技術の向上で容易に「作成」できることが知られているにもかかわらず、私たちを引きつける心霊写真──。鬱屈した無意識の心性を映す「鏡」としての心霊写真に、社会学や心理学、文学、現代風俗、口承文芸などの多様な領域からアプローチする。
目次
- はじめに──「心霊写真」という問題系 一柳廣孝
- 第1章 写真論としての心霊写真論──心霊写真の正しい憑かせ方 前川 修
- 1 写真論に憑依する心霊写真──心霊写真はなぜ祓われるのか
- 2 写真行為は心霊写真的行為である──幽体離脱としての写真行為
- 3 心霊写真の系譜──古典的心霊写真
- 4 心霊写真の「真正さ」の意味するもの──心霊写真の怖さ
- 5 現代・心霊・写真考──ポストモダンの心霊写真?
- 6 むすびにかえて──写真の死と心霊としての写真
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書店員レビュー
ドキッとする表紙です...
ジュンク堂書店千日前店さん
ドキッとする表紙ですがホラー本ではありません。
「心霊写真とはなんなのか」を真面目に論考した本です。
収録された各論文は、写真論やオカルト文化の歴史、心理学や文学、果ては現代の映画『リング』なども参考にしつつ、さまざまな角度から心霊写真の存在そのものに迫っていきます。
「だから幽霊は存在する」とか「だからこれはトリックだ」というのは心霊写真を見た解釈や感想であって、心霊写真そのものについてなにも述べていない。では、心霊写真とはそもそもなんなのか?
「心霊写真」というひとつの文化に迫った珍しい本です。
人文担当 藤島