収録作品一覧

近代語研究第１８集古田東朔教授追悼論文集

近代語学会（編）

作品	著者	ページ
抄物における助詞「ばし」の構文論的考察	山田潔著	１−２３
明和の洒落本における係助詞ハの変容	小松寿雄著	１８１−２０１
和漢混交文としての『雨月物語』の文章	坂詰力治著	２０３−２２５
『身代開帳略縁起』の表記実態	矢野準著	２２７−２４１
式亭三馬「風流稽古三弦」について	土屋信一著	２４３−２６５
春色梅児誉美の「腹を立つ」について	坂梨隆三著	２６７−２８５
上一段「射る」の五段化状況	鈴木丹士郎著	２８７−３０５
「『文明論之概略』草稿の考察」に関する研究ノート	進藤咲子著	３０７−３２１
明治前半期の接頭辞「不」と「無」	松井利彦著	３２３−３４８
明治のリテラシー	今野真二著	３４９−３６８
鉄道列車名の形成と変化	鏡味明克著	３６９−３８５
感動詞・応答詞と評価的な程度副詞との連続性について	田和真紀子著	２５−４２
〇歳児・一歳児用絵本に現れる植物・食べ物	園田博文著	３８７−４０６
近世語研究の学史的展開	村上謙著	２２７−２４４
宮沢賢治の童話における程度副詞	小島聡子著	２０７−２２６
東京語の大正時代	田中章夫著	１８７−２０５
近代以降の謙譲表現における受影性配慮について	伊藤博美著	１６５−１８５
パリ万博録音資料の分析	長崎靖子著	１４５−１６３
明治中期・後期の旧制中学教科書における学術用語	真田治子著	１２９−１４３
英文日本語文典の用語について	大久保恵子著	１０９−１２８
『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる『英仏単語篇注解』の訳語について１	櫻井豪人著	８９−１０８
ニコライ・レザノフ『日本語理解の手引き』にあるキリル文字で表記された日本語の特徴について	浅川哲也著	６５−８７
『天草版平家物語』から『太平記抜書』へ不干ハビアン、Ｊ・ロドリゲスそれぞれの葛藤と軌跡	小林千草著	４３−７０
条件表現を由来とする勧め表現の歴史	森勇太著	４５−６４
副詞「いっそ」の史的変遷	林【ジ】映著	１９−４３
形容詞終止連体形の副詞的用法	増井典夫著	１−１８
易林本『節用集』版本研究覚書	佐藤貴裕著	７１−９０
売れぬ日はなし	岩下裕一著	９１−１０３
近松世話浄瑠璃を中心とした終助詞ワイノについて	米田達郎著	１０５−１２３
江戸時代における白話小説の翻訳と可能表現	齋藤文俊著	１２５−１４０
山県大弐の悉曇学と国語音声観察	肥爪周二著	１４１−１６１
近世における「〜まじりに〜」	中野伸彦著	１６３−１７９