“谷元 益男”の紙の本一覧
“谷元 益男”に関連する紙の本を5件掲載しています。1 ～ 5 件目をご紹介します。
- 税込価格：2,640円
- 出版社：思潮社
- 発売日：2022/09/13
- 発送可能日：要確認
- 眼前の田に うずくまるように積まれたワラ 被っていたビニールが 皮のようにゆらいでいる 支えていた竹や杭が傾いで 力なく うなだれ ワラも水も飲めず震えている（「越冬する馬」より） ２４篇を収めた詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
魂は残る
銀杏の葉は
丸まった牛の舌のように
男の知らない土地を舐めている
空には
枝のように...
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- 税込価格：2,530円
- 出版社：思潮社
- 発売日：2016/11/11
- 発送可能日：要確認
- 温もりを失っていく 卵を抱き 筵の陰にしゃがんでいる 白い湯気の先に 微かな雛の声がして 男が 思わず手をのばすが 仔の 姿は見えない（「温もりの失せるところ」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
「ひとは亡くなると/湿ったワラの中で/年をとっていく/ほそくつながれた/人の世は/ムシロの裏にある」(「藁」)。
身近な動植物や自然の盛衰と人間の営みとを...
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- 税込価格：2,200円
- 出版社：本多企画
- 発行年月：２０１０．９
- 発送可能日：要確認
- 【小野十三郎賞（第１３回）】老いた者が 亡くなるとき 死の間際で 見た夢の中に おびただしい 鮮やかな茸のカサが ゆっくりと 開きはじめる（「群生」より） 亡き父に捧げる詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
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- 税込価格：2,420円
- 出版社：思潮社
- 発行年月：２００４．１１
- 発送可能日：要確認
- 不変のテーマを持続し、書き続ける詩人の目前に現れるものは何なのか？ それは水に流れるものとしてではなく、水を媒体としてさらに掘り下げられる。それは詩でしか捉えることのできない何ものかである。詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
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- 税込価格：1,650円
- 出版社：七月堂
- 発行年月：１９８４．１０
- 発送可能日：要確認
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