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台詞の言い回しなどが独特でなじむのに時間がかかる。
そうか落語なのか、と途中で思い当たりそのつもりで読むと不思議となじんでくる。
とにかく主人公が前向きなのがよい。
最後まで晴れやかで面白かった。続編もあるようなので読んでみたい。
「悪行の裏には善行が、酷薄な心の裏には、慈愛の心が隠れている」
「縮こまっていたら、なにもできませんよ。人ってのは、ときに間違うもんです。ようはその後どうするか。そうじゃないですかねえ。」
「人は人の姿をしているのが人間ではない。人の道を知っているのが人間だ」
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ようやく、2ヶ月ぶりくらいに一冊読めたと思ったら。なんか微妙で残念。いろんな伏線がはられていて、それぞれ連携してて、解決するけど面白くない(笑)
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L いろは双六屋1
どうやら登場人物たちの話の掛け合いが面白い模様。どうもフラフラとした感じが否めず好きになれないが、これが作家の色なんだろうね。口入屋の若旦那がいろんな厄介事を進んで拾ってうまくさばく。小平次以外にもピリリと効いた人物がいればもっと締まるような気がするなぁ。緩いばかりではないんだけれど。